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弘法様出陣!
「奇襲攻撃隊もそろそろ限界か」
「ですな議長」
小牧山の山頂で山一議長達が奇襲攻撃隊の戦い振りを眺めている。
しかし議長の表情は曇っていて、下唇噛みながらぼやいている。
恐らく予想通りの結果になってないとみえる。
「議長、我らも出陣しましょう!」
見かねた取り巻きの一人が議長に進言する。
「そうだな」
議長が首を縦に振る。
「全軍出撃じゃ!」
議長が首を縦に振るのを見ると弘法様が出撃命令を出す。
「って! それワシの台詞!」
議長は弘法様にツッコミを入れるが、もう遅い。
「「「「おーーーーーー!!」」」」
まあ議長のことは置いとくとして。
皆は天に拳を振り上げて大きな叫び声をあげる。
「「「「だりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」
そして義勇軍百数十名が濁流のような進撃を開始した。




