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そういうことか
「さっきはコッペパンをくれてありがとう」
「クリームパン美味しかったわ」
「ありがとう」
相手がパンをくれた少女だと分かると。何人かがお礼を言い頭を下げる。
「いやぁ~。どういたしまして♪」
お礼を言われると、パンをくれた少女はニタニタしながら照れていた (もしかして照れ屋?)
「ちょっと史!ふみ 照れてる場合じゃないわよ」
突如パンをくれた少女の背後から小柄な少女が現れる。
「あ!」
今ので謎か解けた。
あの透き通るように美しい声の持ち主は史さん (パンをくれた少女) の後ろで喋っていたのだ。
「史は調子になりやすいんだから」
「ごめん、ごめん」
小柄な少女が咎めると。史さんはぺこりと頭を下げた。




