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朝食終えて
「ガブガブ!」
アンパンを食べ終わった俺は、水をがぶ飲みしてた。
なにせ朝食を貰えたと言ってもアンパン半分。食べ盛りの男の腹を満たすにはとても足りん。
そこで仕方無く、水で腹を膨らますことに。
なお小牧城には水道が繋がっていて、食料は無いが、水なら何とかなった。
「ふぅーーーーっ……」
数分も水を飲むと、空腹感はどっかに行ってくれた。
変わりに腹がチャプンチャプンになったが (笑)
◇
「「「「ボケーーーーッ……」」」」
なんやかんやで朝食を終えると。皆は何していいか分からずに、城の中でぼーっとしている。
かと言う俺もその一人だったけど (汗)
「皆さんちょっといいですか?」
いきなり誰かが皆を呼ぶ。
「「「「んっ?」」」」
皆は声のする方に振り返る。
「「「「あっ」」」」
すると、パンを恵んでくれた少女がいた。しかしどういう訳か声が変だ。
失礼だが。彼女の声は、このお話の作者並に滑舌の悪い酷い声だ。けれどもさっきの声は透き通るように澄んだ美しい声質。
これはいったいどういうことか?




