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破壊神降臨  作者: 黄金の右脚
敗北の分析
32/80

脱退希望者


「で、これからどうする?」

 みんながあまりに好き勝手言うばかりなので、議長が一つの提案を出す。


「「「「うーん……」」」」

 皆は一斉に腕組みしながら考える。それは訓練された軍隊のように揃っていた。さっきまでグズグズだったのに。

 はたして、義勇軍のみんなは鳥合の衆なのか?

 それとも、統一や調律のとれた軍勢なのだろうか?

 まあ、それはともかく。みんなは真剣に考えた。


「俺はもう戦うのは嫌だ。だから一抜けた!」

 具体策を考える中で、我が身可愛さから脱退を希望する者が現れる。

「あ! ずるいぞお前!」

「お前が抜けるなら、俺も義勇軍を抜ける」

「俺だって死にたくない。俺も脱退したい!」

 極地に陥った状況でこんなことを言う輩が現れたもんだから、一部の義勇軍が一斉に脱退したいと言い出す。


「おい! 何言い出すんだお前らは」

「そうだぜ。一緒に地球を救おうとした仲間じゃねぇか」

「それに最強獣を野放しにせては、地球が征服される!」

 脱退希望者を思いとどまらせようと、何人かが説得にあたる。

「うーん……。確かに地球を征服されるのはヤダなぁ」

「一時の気の迷いでとんでもねぇこと言っちまったな。すまねえ」

 公証人の皆さんの説得のお陰で、三十四人の脱退希望者のうち約半分が考え直してくれた。


「俺は着が変わらねえからな!」

「抜けるったら、抜けるんだ!」

 だけどもう半分の脱退希望者は、自分達の考えを改めようとしなかった。

 頭の固い頑固者共だ。俺は第三者的位置にいたが。彼らの頑固っぷりに溜め息が出そうになった。そのぐらい彼らのやってることは見苦しいのだ。




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