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事態の善後策
小牧山に不時着 (墜落) してから、なんやかんやで二時間が経過。
この頃になると、皆はそれなりに落ち着いて冷静さを取り戻したようだった。
『時間が問題や悩みを解決してくれる』 とは言うが。本当にそうなんだなぁと実感させられた。
さて。落ち着いた義勇軍のみんなは小牧城の真ん前に集まり、現在我々が陥っている深刻な事態の善後策を協議する事に。
「我々の敗因の理由は何だったと思う?」
なお、議長には最年長の山一哲治さんが満場一致で推薦された。
「はい。敵軍の戦力をよく知らなかったからだと思います」
鼻の高い男が手を上げて発言する。
「俺は武器の性能の差だと思います」
「敵が強過ぎたからだと思います」
一人が発言すると。それに続けと言わんばかりに、みんな挙って発言する。しかしみんな好き勝手言ってるだけなので、話の纏りがつかない。
結果収拾がつかないまま、時間ばかりがダラダラと過ぎてしまう。




