目的地と違う所に墜落したぞ
東山から撤退した義勇軍は、体勢を立て直すべく、勝川駅前通に帰還しようとしたが。
「あっ!? ちょっと、おい!」
「通り過ぎちまった……」
あろうことか勝川駅前通を通過。そのまま違う方向に向かって行く。
「「「「うわぁーーーーーー!!」」」」
破壊神様は見知らぬ場所に墜落。衝撃で、乗ってたみんなはすってんころりん。
皆ひっくり返ってしまった。
「此処はどこだ?」
「森の中のようだが……」
周囲を見渡して、自分達が今いる場所を皆で確認。
「あっ! 城があった!」
「ありじゃなゃあ小牧城じゃな」
「っと言うことは、この場所は小牧山か……」
小牧城の存在のお陰で、この場所が小牧山だと分かった。
で、これからどうしようかと考えてると……。
「みんな、遅れてごめん」
遅れて弘法様が小牧山にズシーンと着陸する。
「なにやってたんですか弘法様!」
「そうですよ!」
一部の者が弘法様にぶつぶつと文句を言った。
「いやぁ。最強獣達の足留めしてたら時間食っちゃって」
弘法様そんなこと言いつつ、自分のほっぺを指でポリポリ掻きながらスマイル。
「まあ!? そんな事情が」
これに皆がざわめき始める。
「本当なんですか?」
何人かが弘法様に疑い眼で睨む。疑うのはよくないことだが、何でもかんでも鵜呑みにするのも無理な話。疑うのも無理はないな。
「私、弘法様が私達を守るために盾になってるの見たわ」
疑う者達に、一人の淑女が弘法様を弁護。
「なんと!?」
俺もチラ見程度だったが、弘法様が我々を守るために囮になってる姿を見た。
「……そうでしたか」
「疑ってすいませんでした」
弘法様を疑ってた者達も納得してくれた。
んで仕切り直し。




