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飛べ弘法様!
「弘法様、早く破壊神様を飛び立たせてください!」
みんなが弘法様に乗ると、俺は弘法様に破壊神様を飛ばすように指示。
「分かった。飛べ破壊神!」
そして破壊神様はビューンと勢いよく飛び立つ。
「シュワッチ!」
遅れて弘法様も飛ぶが。またもやウ〇トラマ〇みたいな掛け声を上げながら右腕を突き上げて飛び立つ。
弘法様はウ〇トラマ〇のファンなのか?
「逃がすな! 撃ち落とせ!」
「「「「はっ!!」」」」
一方最強獣は撤退する義勇軍を 「逃がすものか!」 と、破壊神様目掛けて発砲する。
「ぎゃあ~~~!? 撃ってくる~~~!」
「ひえーーーーっ!?」
義勇軍のみんなは一瞬身の危険を感じたが、銃弾はことごとく外れ、まともに当たらない。
其れも其のはず。二百七十キロの高速で飛ぶ破壊神様に乗る人を正確に撃ち抜くなんてプロのスナイパーでも難しい。だから当たらないのだ。
まあ、たまに紙一重で当たりそうになるが。それも掠る程度。
そうこうしてる間に破壊神様は敵軍が狙撃できる射程圏内を離脱。なんとか逃げ延びることに成功した。
しかしあくまでも逃げることに成功しただけ。
そう。義勇軍は負けたのだ……。




