未知の電子兵器
「ッ!?」
「ブエッ!?」
「ギョヮ!?」
急な攻撃に義勇軍は慌てふためく。またしても不意打ちを食らってしまった。
「やめろ! 兄弟!」
弘法様は最強獣を説得しようとした。けれども時すでに遅し。マシンガンの集中砲火を食らう。
しかし尊像である弘法様には大した効き目はなかったが。
「全軍撤退!」
義勇軍の一人が勝手に撤退を指示。強引な判断ではあった。けれども今はそうしとくのが得策だろう。他の仲間もそれを察したらしく、直ぐに撤退を開始する。
「来い! 破壊神!」
弘法様も何となく察してくれたようで。ターザンが雄叫びをあげるように破壊神様を呼び寄せる。そうすると破壊神様はあっという間に飛んで来た。
「させるか! させるか静電気砲を出せ!」
「はっ!」
最強獣が指示するとどこからともなく大型トラックが現れる。
「なんだアレは!?」
よく見るとトラックの積み荷部分が厳つい砲台になっている。嫌な予感からか、額から一滴の汗が流れ落ちた。
「撃て!」
「発射!」
最強獣が操縦士に命令すると、トラックから勢いよく光線が発射される。
光線は破壊神様に直撃し、二つに割れてしまった。
今ので察した。アレは義勇軍に大打撃を与えた光だ。
これにより、あの光の正体が分かった。しかしそれが分かったからといって、どうとなるわけではないが……。




