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破壊神降臨  作者: 黄金の右脚
究極の生物地球へ
2/80

何なんだこの隕石!?


「物語開始早々だというのに、主人公が死ぬなんてどうなってるんだ!?」

 悪い意味で衝撃的な展開だ。

 どうしたものかと考えるが……。


「あれ?」

 死んだはずなのに、どういう訳か意識がある。

「アッチュヴリラッバァ!?」

 一体全体なにがどうなっているか分からず、俺はパニック状態。

 だが、そんな中。


「「童!」」

 後ろから俺の名を呼ぶ、聞き覚えのある声。

「父ちゃん、母ちゃん!?」

 声の主は俺の両親だ。

 もしかしたら 「あんな大惨事があったにもかかわらず、俺の家族は奇跡的に生存したのでは?」 そう思って、父ちゃんと母ちゃんの姿を見ようと振り返るが。


「んっ!?」

 なんと、父ちゃんと母ちゃんは、直径二十センチ程の青白く光る球体になっていた。

(まさか、魂!?)

 生き延びたと思ったが糠喜び。やっぱり俺達は死んでたようだ。

 また、周囲を見渡すと、たくさんの青白い球体がうじゃうじゃ動き回っていた (この様子から察するに、俺も同じような姿になっているだろうな……)

 どういう訳か、隕石落下の犠牲者は皆こうなった。これって、幽霊や人魂の類い?


 ◇


 俺は親やご近所さんと三十分程話し合ったが、原因は分からず。

 なので、落っこちてきた隕石を調べることに。


 ちょっと歩く (転がる?) と、隕石を発見。

 だが、隕石には既に青白い球体の人集りができていた。皆さんも隕石を調べようと奮闘中。


「うわぁーー……」

 隕石は勝川商店街に墜落してて、商店街をむちゃくちゃに破壊していた。

 この隕石の被害に俺は驚くが。一番驚いたのは隕石そのものだ。

 二百メートル以上のビッグサイズ。また、普通の隕石と違い、水晶の原石状の刺々しい形状。何もかも規格外の隕石だった。

 俺同様に隕石を調べようとする人は少なくなかったが、隕石の正体が分かる者は誰一人としていなかった (まあ、当たり前といえば当たり前だが……)

 青白い球体の人集りが途方に暮れていると……。


「はぁい、皆さん」

「「「「おわぁぁぁぁぁぁ!?」」」」

 なんと、隕石が喋った。当然集まった人達がビックリしたのは言うに及ばず。


「やぁ、どうもどうも。ちゃんと僕のこと可愛がるんだよ」

「「「「ズコーーーーーー!」」」」

 喋ることにも驚いたが、この隕石には意思があるらしい。

 但し、発言はかなり軽くて陽気。

 その禍々しい外見と中身のギャップに皆ずっこける (と言っても、傍から見たら玉が転がったようにしか見えないが……)

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