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『散りゆく紅葉と滴る雫』  作者: YUKI
3,まさかの来客者!?
7/8

3-2

「陽向兄… 僕、先輩の家に泊まらなきゃたから…ごめん、今日は帰れない…」申し訳なさそうに言うと、陽向兄は快くOKを出してくれた。…なんとも言えない…

すると…「…僕も泊まりたいなぁ。」

(ひ、陽向兄!?何言って…)

「普通のこと言ってるだけだよ?」そうウインクする。うっ…い、イケメン…

せ、先輩は…?

「あー、すみません、悪いですけど、2人きりで過ごしたいんです。」そう言いながら僕の肩を抱く先輩。

みるみる顔が赤くなる僕に、耳元で囁かれる。

「なに、期待してんの?」

「し、してな…!!」顔をさらに赤くした僕が言うと、先輩は意味深な笑みを浮かべて、

「…楽しみにしててね。」そう笑った。

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