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第七十八話

スノウの体は一時干からびてミイラ化する危険性もあったが、ローレライとソエルの2人のおかげでミイラ化=死を回避することが出来た。

黒髪の人族の時と違って身長も体型も少し大きくなっている。白髪の彼も素敵だ。

衛生面を保つために1日1回、温かいお湯に浸けたタオルで全身を優しく清拭しているが、彼の背中には痣が出てきている。


「この痣は何?刻印?」

黒髪の時に見られていなかった痣だが、回復魔法をかけても痣は消せない。


「刻印にも見えるし、何か羽に見えない?」

ソエルは自分の背中の羽を出す。確かに言われてみれば羽に見える。

優しく背中を拭いた後に再度ベッドの上に優しく降ろす。

いつ彼は目覚めるのか?


「そういえば、そろそろあの鳥が増えすぎて邪魔なんだけど」

ソエルに指摘されバード(魔法伝書鳩)を見ると10数羽が窓に待機している。

チーフに仕事を任せた(丸投げした)のだが、この数は異常だしさすがに気持ち悪い。

1羽ずつ対応していくが、溜息しか出てこない。


重要な案件

・冒険者ギルドの支部長会議の参加依頼(再度)。

・ノクティスの冒険者ギルドにエルフ族が殺到、再度求婚者が殺到(諦め切れない冒険者)で大混乱、毎日入場制限している。

・クイーンアントの討伐クエストについて。不正されていた件。討伐完了として提出された部位は本物だが、ギルド内で保管されていた素材を繰り返し使っている可能性がある。ギルド職員の不正、内部調査が再度必要。

・魔女の代表が現在も副ギルド長とスノウさんを捜索している。

・雷龍王からお茶会のお誘い。


「参りました。雷龍王の耳にスノウ様の件が入っていますね」


「そろそろ息子の顔を見せに来いって痺れ切らしたんじゃない?」

ソエルから見ても雷龍王の溺愛ぶりは目に余る。

問題は雷龍王がスノウ=白翼族と知っているのか?中にいる神(G・O・D・S)と敵対する可能性はないのか?

敵対した場合はどうするのか・・・その答えは最初から決まっている。

愛する人を守るために、雷龍王やこの世界を敵にしても構わない。

きっとこのエルフも同じ考えだろう。自分達の世界の中心はスノウだから。


スノウの体に再度変化があった。急激なミイラ化ではない。

溢れ出る魔力と背中から6枚の光る羽が体を包んでいる。休眠状態の終わりが見えた。

その瞬間に光の柱が天井を突き抜ける。

別荘に張っていた結界は一瞬で消え失せ、別荘を中心に外からも見える光の柱が出現してしまう。

夜間帯であったため、光の柱は周りの地域からもよく見える。天から何かが降臨したと感じさせるものだった。

光の柱が消えたと同時に彼の体がベッドからゆっくりと起き上がる。


「おはよう・・・やっと戻って来れた。うおっ」

ローレライとソエルが抱きついたことで再度ベッドに押し戻されてしまったが、スノウは全身状態、感覚を確かめる。

初めて休眠状態になったが、自分はいま真っ裸。

何をされていたんだと心配してしまうが、休眠状態から無事に戻って来られた安堵感をしばし味わう。

その安堵感も数分で終ることに。

別荘の光の柱を見て、群衆が集まって来たからだ。


皆さんこんにちは。北海道の道東では強風が吹いてます。

小さな台風かと思う強風が時折吹いてます。春一番はまだ早いですね。

今日で3日連続の投稿になりました。さすがに明日は無理です。

またタイミング見て投稿したいと思います。よろしくお願いします。

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