2話 初戦闘
街に向かうと決めたわけだが街への方向が分からない。さあ困ったどうしよう。
そんなときは、、、助けて〜ド○えも〜ん。もう、の○太君はしょうがないなあ、、、テッテテーーインベントリに入ってた便利な地図〜!
などと一人芝居をしながら地図を取り出す。ちなみにこの地図は常に自分が地図の中心になるような仕様になっているから超便利DAZE☆
ふむふむ街は南の方にあるみたいだな、名前は『ノベリアの街』というらしい。
それじゃあ気を取り直してさあ行こう!
てくてくと森の中を街へ向かって歩いているとゴブリンを見つけたので自分の力を試すためにも戦闘をしてみることにした。
『召喚神鉄鋼ノ剣 3』
この剣なら汎用性が高く使いやすいしかも3本用意してあるから不意打ちにも対応できるようにしてある。これで様子見だな。
まずは一発。
「ゴギャア」
二発
「グギョオ」
三発
「グギャア」
うん。ALL即死いわゆるワンパン。ゲーム時代もゴブリンはこんな感じでワンパンだったなあ。ステータスも何もないし恐らく大丈夫だろう。モンスターがゲームより強くなってるなんてことはないと思うが、確認のため少し狩りでもするか。
1時間後・・・
「はあ、疲れた。」
何故俺がこんなにも疲れているのか?それは一言でいうと楽しくて狩りすぎてしまったからだ。その量なんと
・ゴブリン ×27
・ゴブリンナイト ×7
・ゴブリンメイジ ×5
・ゴブリンリーダー ×1
・大鬼 ×9
・豚頭 ×13
・フォレストウルフ ×18
・フォレストモンキー ×15
しめてなんと95匹!大量大量!!いやあ怖いね、自分の集中力が。
まあとりあえずインベントリに全部しまってしまおう。
そして時は夕刻
「これよりキャンプを開始する!」
夜の森の中で一人大声を出していた。
それは何故かって?前世ではキャンプとかに興味はあったけど時間がなくていつかやろうと買っておいたキャンプ本が部屋の隅に山のように積んであるから知識だけはある。そしてやっとその知識を実践することができるのだ!もうワクワクが止まらないよ!!
火を起こして、寝床を作ったら料理の始まりだ!比較的食べれそうなフォレストウルフを解体して肉を丸焼きにしていく。そして始まるくるくるタイム少しの間くるくるし続けたら完成!!
「上手に焼けました!」
某モンスターをハントするゲームで見てからこれ言ってみたかったんだよね。
それはさておきこの肉、本当においしそうだ。肉汁が滴っている。
それじゃあ
「いっただっきまーす」
うん超うまいこれに尽きるね。それから無心でその肉を食べた。
「ごちそうさまでした」
ふう食った食った。とても美味しかった。
それから俺は少しキャンプを改造してから夢の世界へと旅だったのだ。
神鉄鋼=オリハルコン