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第8話「暴虐、賴き仲間」

「ここがシナビの言っていた奴がいる教室か。一体、どんな輩が待ち受けているのか」


 俺は、1年生の教室に来ていた。慣れない教室の扉を開くと、1年生の視線を一斉に受ける。


「おい、ここに美山イヅナって奴はいるか? 2年の如月が呼んでるって言って欲しいんだけど」

「み、美山は私ですけど……」


 すると、いかにも大人しそうな少女が手を挙げた。どうやら彼奴が美山のようだ。

 俺は「ちょっと来い」とジェスチャーをし、美山を教室の外へ連れ出した。


「な、何の御用でしょうか?」

「そう警戒するな。お前、能力者なんだってな。ちょっと協力して欲しいことがあるんだ」

「イカガワシイことですか!?」

「ちげーよ。峰長って奴を倒したいから、手を貸して欲しいってだけだ」

「ああ、なんだガッカリ……」


 何を言ってるんだこいつは……。


「峰長さん! あの《砂糖日和メルヘンチック・スメル》の二つ名を持つ、あの峰長甘子先輩ですか!?」

「そんな二つ名で呼ばれてたのか彼奴」

「あの人が動き出したということは、また戦争が始まるということですね。わかりました如月先輩、私も峰長先輩を倒すために協力します!」

「おお、頼んだぞ」


 美山イヅナが仲間になった。

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