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第46話「SIREN」

「やっちまいな!!」


 俺は黒装束に指示を出す。同時に、黒装束達は懐から銃を取り出し、峰長に向けて一斉に狙撃した。

 まあ、水鉄砲だけどな。


「必殺の傘ガード!」


 峰長は、懸命に傘で水を防ごうとするが、上と横からの攻めを同時に対応することが出来ず、完全に追い詰められていた。

 最早、俺が何かをするまでも無さそうだが、最後のトドメくらいは俺の手で葬ろうと思う。


 ウー! カンカンカン!


 遠くの方からサイレンの音が響いてくる。


「今度は何を呼んだの!」

「消防車」

「嘘でしょ!?」


 そう、やって来たのは赤く四角いボディがチャームポイントの消防車だ。この大きくてかっこいい赤の車は、何度見ても男の子の心をくすぐらせるぜ!

 ここで豆知識。消防車のサイレンは、緊急時の状況によって、鳴らす音が違うのだ。消火活動に向かう際は『ウー! カンカンカン!』と鳴らし、それ以外の緊急時には『ウー! ウー! ウー!』と鳴らすのである。それぞれのサイレンを比較したいという方は、各サイトに載ってる動画等を視聴してご確認ください。


「あばよ峰長。これでお前はTHE ENDだ!」


 奴に送る最後の言葉を伝え、俺は消防車のホースから、大量の水を発射させた。

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