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第21話「救世主」

「……本当にチート能力ね」

「普段の生活には全く使い道のない力だけどね。…………さて、僕はこれから後始末にかかるよ。今頃、君から発せられた致死濃度の砂糖を吸った人達が苦しんでいるだろうからね。助けに行く」

「そういう事なら、私も手伝います。大森先輩」


 名乗り出たのは、美山イヅナだった。彼女は、大森の側に周り、人命救助に向かうことにしたようだ。


「助かるよ。じゃあ、一緒に行こう」

「はいっ!」

「あ、待って。私が言うのもなんだけれどさ。思い余って身体に取り込んだ如月は、どうしたらいいかしら?」

「どうせもう死んでるよ。それよりも今は、無関係の被害者の方に手を回したい。太陽くんは後回しさ」

「それもそうね。元はと言えば彼奴の所為なんだし、ちょっとは痛い目を見るべきだわ」


 2人がそう結論づけ、大森と美山は救援のために走り出していった。

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