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改新版:魔善keep-out!!  作者: 工藤将太
白刃護編
19/21

最終章 終焉編:化け物vs怪物

ついに最終章!

遅れましたがついに終わります!

というか終わらせます!

このグダグダ展開の(笑)厨二全開コメディーは!

まあもう最終回までUPしちゃいます。

ちなみに長いです。

まぁ数分で読み終わると思いますが、

ではではお楽しみください!

狩人研修学校の現状。

潰れていく校舎や血を吐き出し倒れる仲間。

その何百倍にも及ぶ化け物は何かを探すように

今もその仲間と戦っている。

不知火真夏はあぐらをかきながら

巨大なモニターに写される映像を

椅子に座る紅とともに見ていた。

広一達は…まぁ大丈夫でしょう。

たとえ狂気というものに飲み込まれても

それはいつしかの自分の本性だと気付く。

つまりは。

「本性丸出しの状態で勝てるか、

ということかしら。」

いや。

それでは出さないときと同じだ。

本性を出したから勝てるのか?

広一の本性はそんなにも暴力的なのか?

いや…何を?

「ねぇ紅さん。

あなたは広一に何をいれたの?」

「紅でいい。

何を…って……ああ。そっか。

まだ狩研ではやっていなかったか。」

本性を出すことは狩研でやるのだろうか?

まぁ聞こう。

「闇と光の力って知ってるか?」

力?突拍子があったのでほぇ?と変な声を出す。

「ああ。力。

じゃあまずここに炎があったとしよう。

どんなゲームにも出てくる属性だが、

これに打ち勝ちまた打ち勝てないのは?」

「……ゲームの話?」

「いや物のたとえだと思って聞いてくれ。

炎が対抗でき、できないものは?」

「……水と、木?」

「そう。炎は水に負ける。だが木には勝てる。

木のような有機物は炎で燃えてしまう。

だが水で鎮火してしまうと炎は再生できない。

水の中で燃える炎もあるが、

それは例外としてほとんど、そうだ。

じゃあ問題だ。

光と闇は?」

「……?光と闇?」

「俺は光と闇を絶対的な力だと思ってる。

なぜならどちら両者が得意で苦手だからだ。

炎属性は木を燃やすが水で消える。

木属性は水を吸いとり炎で燃える。

水属性は炎を鎮火して木で吸いとられる。

さぁ、光と闇は?」

「そんな変わらないと思うけれど。」

「まぁ変わんねぇな。

だけど最初にあげた3タイプは一方的に

得意不得意がある。

書こうと思えば三角形がつくれる。

でも光と闇は対立的な存在だ。

光がつけばその背後に闇ができる。

闇ができればその背後に光は?」

「……?」

「闇がたとえ前に出ても光はできないんだ。

光の裏は影。

影を闇で表そうならば

じゃあ闇の影は?闇だ。」

「それが何を示すの?」

「闇ってのは包み込むと中も外も暗くなる。

だから希望の光だとかが必要だって

ゲームでいうだろ?

光ならその影は闇なんだ。

必要じゃない。

もう存在してるんだからさ。

わかったか?」

「……闇は光が必要だけど、

必要とされない限りそのまま闇が

ずっと支配されていく、ということかしら?」

「ゲームならとにかくな。

心の闇は第三者から光が必要だが、

闇自体は必要ない。

人間が人間であるように闇は闇である。なんだ。」

「……。つまり?」

ニッと笑うと紅は椅子から立ち上がり

それこそ狂気染みた笑みで言った。

「闇と言う力はな、

絶望することで力が増幅する。

そして闇自体は自分で光らないからそのまま。

ずっと、絶望する。

つまり。

彼は今誰よりも絶望し強くなってる。

真っ黒にな。」

「真っ黒…ねぇ。」

と画面を見る。

これといった変わりはなく今も

まだ優勢をとっているのはあの化け物だ。

たとえ真っ黒が来たとしても、

化け物の優勢をとれのだろうか。

と思っていると紅は若干そわそわしながら口を開いた。

「ていうか、お前は何とも思わないのか。

これを見て。」

真夏まかよ。」

「は?」

「名前。私の名前はまなつ、

と書いてまかって言うの。」

「ああ。……じゃあ真夏。

お前は仲間が死んでいくなかで何を思う?」

「何も。」

「……何もって……流石に酷くねぇか?

俺でも仲間が死んでくと辛いもんがあるぜ。」

「時って言うのはいつしかも仲間を殺すのよ。

今更足掻いたりも出来ないし受け入れてるわ。

彼らはあそこで人生の幕が下りるの。

それで良いじゃない。」

「……ははは…真夏。

お前は俺が会ってきた中で

一番性根が腐ってるやつだ。」

「お互い様よ。

で?

人質にとっている私をいつでも殺せる

気分はどうなのかしら?貴方は。」

「ああ。それなんだけどよ。

なんでさっきから最初から

お前だけには重力による圧殺が出来ないんだ?

俺はこの世の方向を変化させることができる。

範囲にばらつきはあるが。

能力者の能力は絶対だ。

絶対な効果を持つから、

だから能力者なんて言うんだぜ?

言い広めたのは俺だが。」

「私は―」

と真夏はモニターを見ながらまた

あぐらと頬杖をつきながら言った。

「私はどんなことでも知ってるの。

あなたが言い広めたのは俺だと言おうが、

私には分かりきってる。

さっきの情報は初耳…とはいかないかもだけど。

それにその能力。

それは私があなたに能力を授けたようなものよ。」

少し驚いた顔をした紅はどういう意味だ?と呟く。

私は長い髪を束ねていたピンを外し下ろした

髪をまとめ、紅の方に立ち歩く。

「あなただけが能力を持っている

とは思わないでね。」

真っ直ぐな目を向けると

紅はまたニヤッと笑う。

今度の笑みは狂気染みた笑みではない。

不適な、そんな顔。

「これからの世の中は

皆能力が使える時代になるさ。

そのためにも……

あいつらには頑張ってもらわなきゃ行けねぇ。」

「持ってるから、

その人間。能力者は使えるとは限らないわ。

奇しくも今はそれを立証することは

……出来ないけどね。」








狩研内では。

校舎を半壊させた化け物が

体育館の屋根を突き破りまた

そこにいる人達を襲っている最中だった。

またそこに鍬村良くわむら りょうがいた。

良は広一を随一知る人物でまた

多量の武器を一度に出せる武装超えという、

武器召喚システムの除外システム…

いわば良自身が構成したシステム

によってそれが使える。

武器は一応はデータ扱いなので本物ではない。

だが本物とそっくりの衝撃波を

与えることによってそれが実現する。

目には見えるが触れることはままらない武器。

それが彼の特長の武器である。

その武器は多数存在し、

武器に部類するものであれば実現可能。

体力は差ほど使わずそれは

他人に与えて同時に戦うことも可能だ。

「……くっ?!鍬村!鎌槍ハルバードよこせ!」

そう良に言ったのは剛拓也だった。

良の親友であり広一が頼る

大柄な体型でそれに勝る、

格闘術を持ち合わせている。

本来なら格闘術等で闘いたい。

だが相手が相手である。

ただの蹴りや殴りでは怯まないし、

またそれこそダメージも入らない。

だからこそ鎌と槍が融合した鎌槍ハルバードを使うのだ。

「…はぁ…はぁ……拓也はん…

殴っとけば良いんちゃう?www」

「……はぁ…馬鹿か…相手は校舎を

半壊させた化け物だぞ?!」

と言われながらも鎌槍を拓也に渡す。

そして良もまたロケットランチャーを

武装超えで出す。

青いデータのような集合体で現れた銃に

良は化け物の眉間目掛けて打ち放す。

衝撃も自分に加わるのと同時に

相手にもそれが伝わった。

武装超えのメリットは体力に関係なく出せるとこだ。

だがデメリットは一度使った武器の

再構成にすごく時間がかかることだ。

これでロケットランチャーはしばらく使えない。

使い続ければなんとかなる。

だがそのうち壊れ出すとそれこそ

再構成に1ヶ月時間が掛かることは想定済みだ。

「…はぁ…はぁ……はぁ…もっ

……もう駄目や…びくともせぇへん。」

武器召喚システムはどういうわけか発動せぇへん。

コアプログラムもや。

一度二度使ったら起動しなくなって

あの狩人の轟っちゅう人もすぐ死んでもうた。

鬼原先生も…。

壊れたのかそれとも…何にせよ

頼られてるのは自分だと自覚はするが、

それでも疲れたには疲れた。

何発打っても何回攻撃しても

ビクともしないその身体は確かに傷らしきは

入っているが一度も血というものを流していないのだ。

そして化け物の口が開くと中から青紫の煙が舞った。

良と拓也は口と目を塞ぎ閉じる。

この煙が粘膜に触れてしまうと

毒なのか何かしらの物質なのか。

身体から血をあげて瞬殺されてしまう。

必死に我慢していると良は

そのまま疲労で倒れてしまった。

だがどういうことか息をしても煙っぽさがない。

「…はぁ…はぁ……何や?

わし…天国に……?」

「天国に行ったら何するよ良。」

「天使さんの巨乳揉みまくる」

なら死ぬな。と聞き覚えのある声がそこにした。

なんや…遅いなぁとそのまま疲労で気絶すると

黒い刀を持ったそれは不知火静にあとを任せ

その化け物に向き直る。

「反撃ののろしをあげよう。

ここからが俺らの出番だ。」

と沢口広一は黒い刀で化け物に

横に垂直な一振りをした。

化け物の片足は真っ二つに斬れた。

「…広一……お前は…化け物か?」

「わりぃ。化け物かも?」

と広一は目が虚ろになりながら拓也を見やる。

拓也は両手を上げながら化け物になおる。

「あの化け物が吐く青紫の煙は毒だ。

触れただけで死に至るから注意しろ。」

「それだけか。」

「はぁ?それだけって……おい?!」

「皮膚は鋼鉄なのか?

化け物さんっよっ………!!!」

鋼鉄の皮膚の化け物の皮を剥ぐ

広一に対して皆が呆気にとられた。

優勢を一気に取り返した瞬間だからだ。

次へ続く!

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