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レース  作者: Kamia
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一話 学園

 電車に揺られながら手に持っていたパンフレットを読みながらこれから通う学園に向かっている。この世界で15年生きて来た俺、東雲守は前世の記憶を持った転生者でありこの世界とは違う場所で16年生きてきた記憶を持っている。片田舎で暮らしており両親は既にいない。代わりに叔父が育ててくれて俺は武術をたしなみながら生活していた。一応、義務教育がある世界でもあり学校にも中学まで通っていたが自分の目的の為に今回田舎を出て都会の有名な学校に通うことを決めた。


 魔武総合学園 第一校


 この世界には幻魔と呼ばれる化け物が存在しており人類はそれと戦っている現状でありこの学園はそれと戦うために設立された学園であると同時に一つの街を丸ごと学園にしたどんでも学園だと言う事が記載されている。


 「幻魔って何なんだかな・・・あっちの世界ではそんな化け物いなかったし魔法なんてのもなかったんだが・・・」


 俺が元々生きていた世界では魔法なんてものもなかった世界だったのでそんなことが書かれているパンフレットを読みながら一人で呟いている。15年生きていたとしても慣れないもので今も前の世界とのズレに戸惑いながらも現実を飲み込んで生きている。


 『次は、魔武総合学園・・・次は、魔武総合学園・・・』


 電車のアナウンスが自分が降りる場所をアナウンスする。荷物をまとめて降りる支度を整える。明確な目的があるとはいえこの世界では初めての都会だどんな光景が広がっているのだろうか?もしかして箒で空飛んでいる人とかいるのだろうか魔法あるし。そんなことを考えている内に電車の扉は開き俺はそのまま降りる。


 「・・・おおー世界が変わっても都会は賑やかなのはかわらんのな」


 人が多く忙しそうにしていたり俺と同じで学園に入学するために電車を降りた人なども多く居る。今日は学園の入学式でもあるので当然と言えば当然か。周りを観ながら歩く俺の姿は完全にお上りさんではあったが見たこともない物がいっぱいありついつい見てしまう。


 周りを見ながらようやく大きな門の前までやって来た。魔武総合学園は日本には4つ学園が存在しておりここはその第一であるのでなかなか歴史がると書いてあった。ちなみにこの世界の地名だとか世界地図とかは俺のいた世界の名前が書かれていたのだが地形は幻魔との戦いで結構変わっているところが多いのか知っているのとだいぶ違う。ここも東京であるらしいが知っているのとだいぶ違う。学園に入ったら案内をしている生徒がいたのでその案内に従って進んでいくと大勢の生徒が集まっていた。


 「さすが総合学園なんて言われている場所だな」


 時間的にはそろそろ入学式が始まる時間帯であったが自分が来てからも続々と集まってくる生徒達を遠目に身ながら時間を過ごしているとこの場所全体に声が響き渡る。


 『あーあー、新入生の皆さん聞こえていますか。只今より式典を始めます。その場に止まって静かにしていてください』


 この場一体に響く声に驚いている生徒も多い名がその指示に従っていると空中に70歳ぐらいの高齢な男性が映し出された。それと同時に自分達が立っている場所の後ろに椅子が現れた。おそらく魔法だと思われるがこの場にいる何百人の生徒全員の分の椅子を一気に出すあたり凄い事をはしているのだろう。そして高齢の男性は話始める。


 『若人諸君、魔武総合学園の入学おめどうと言わせてもらおう。儂はこの学園の学園長並び理事長を務めている。九十九命(つぐもめい)というよろしくのお』


 学園長と理事長の二つを兼任しているその人はそのまま話を進めていく。話の内容は一般的な流れと同じであり話が終わると同時に各学科に生徒が分かれ始める。俺もその流れに乗って教室に入ることになった。入った教室には30人の生徒が既にいて俺は決まっていた席に座って待っていると教室の扉が開かれて入って来た黒髪の男性が教卓で話す。


 「全員揃ってんな。このクラスの担当になった不破刹那(ふわせつな)だ。最初に言っとくことがあるからちゃんと聞いとけ」


 20代のぐらいの刹那先生が言った最初の一言は結構衝撃的な内容だった。


 「死にたくなきゃすぐに学科移動または退学届けを出せ。いつでも受け付けてやる」


 担当の教師からの最初の一言がこの学園の厳しさをさしているのだろう。俺のこの学園での三年間がここから始まった。

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