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作者: RL

ドラキュラである私の同居人は、人間の彼女だけだ。

満月の夜、私はイライラして彼女に冷たい態度をとってしまった。彼女は怒って壁でワイングラスを割り、私に尖った方を投げつけた。

十数分後、彼女はとうとう出て行った。私は、いつも中で寝ている棺桶の横で寝た。

寝ているとき、ワイングラスが隣に来て、私に謝ってきた。

「怪我させてごめんね」

私はいいよと言って、ワイングラスに素早く、強めのキスをした。私の唇から出た血を、ワイングラスは美味しそうに飲んだ。


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