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とある世界の桃太郎の話  作者: スカル
第1章『日本統一』編
8/13

大木の上の猿

読んでくれてありがとうございます

日本統一はまだ続いていきますのでお願いします

猿歟国は雉嘛国と一週間後に桃山国を攻撃することを決めた。

それはもちろん他三国に知れ渡ることになった。

しかしそれは猿歟国も承知のことである。

吉備は、一週間後に桃山国に攻めてきた背後を犬駕国が攻撃する作戦を立てていた。

しかし三日後、猿歟国は犬駕国に奇襲を仕掛ける。

吉備は裏をかかれてしまったのである。

そしてもう一つの予想外のことは猿歟国の圧倒的な強さである。

彼らは鬼のパワードスーツに近いものを完成させていたのであった。

勿論鬼のものに比べれば攻撃力も耐久地も劣る。

しかしながら猿歟国のものは俊敏さという点において鬼のものを上回っていたのである。

彼らがその兵器を作れたのにも理由がある。

それは破損して捨てられた鬼のパワードスーツを盗んだからである。

そしてそれを分析し研究を重ね独自の兵器としたのだ。

そう、この点においても吉備の策が裏目に出てしまったのだ。

この奇襲は幸いにも鬼の介入があり、被害はそこまで大きくはなかった。

だがこの奇襲は吉備の策が失敗したこと、そして猿歟国のずば抜けた強さを三国と鬼に知らせるには十分なことであった。

三国は新たに対策を練ることを強要された。

三国で一斉に猿歟国を攻撃すれば勝つことはできる。

強制的に同盟を結ばせることも可能だろう。

だがそれではだめなのである。

まず第一に鬼と戦う前に戦力を失うわけにはいかない。

猿歟国のパワードスーツは鬼と戦ううえで貴重な戦力になる。

ここで破壊しても困るのは自分たちだったのだ。

そして第二に裏切る可能性のある仲間を作るわけにはいかないのだ。

鬼に作戦がばれたら、戦いの途中で寝返られたら、人間側に勝ち目はないのだ。

話し合いは長くに及んだが、それでも策を作り出すことはできなかった。

そんな中、一本の電話がかかってきたのであった。



読んでくださりありがとうございました

猿をどうやって味方につけるのか期待していてください

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