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第065話:夏の始まり

【新宿ダンジョン 江副和彦】

 今年で四一歳になる俺は、これまでの人生の中で幾度か「ペット」を飼ったことがある。犬や猫、あるいはハムスターということもあった。独立開業してからは、生活が不規則になることからペットは飼っていなかったが、動物は嫌いではない。


「我が主人よ。いかが、なされましたか? 吾輩の顔になにか付いているでしょうか?」


 だが、四〇年以上を生きてきた俺も、さすがにこのような生き物には出会ったことがない。ファンタジーの一言で片付けてよいのか、非常に判断に悩む。


(なぜ猫が直立二足歩行して喋っている? いや、だいたいルディ色の猫が蝶タイつけて白のタキシード着てステッキまで持ってるって、可怪しいだろ!)


「あー…… 君の名前は、たしかセバス……」


「セニャスでございます、我が主人よ」


 低いが重さを感じさせない声で訂正してくる。「ウチのカミさんがねぇ」が口癖の刑事の声に似ていた。大きめの耳をピクピクと震わせ、長い尾を優美に動かす仕草は、どう見ても猫にしか見えない。首をくすぐってやるとゴロゴロと鳴くのだろうか?


==================

【名 前】 セニャス

【称 号】 慇懃なる猫精霊

【ランク】 F

【レア度】 Legend Rare

【スキル】 執事Lv1

      逃走Lv1

      毒舌Lv1

==================


「あら、可愛いわ。アビシニアンね。実家でも飼ってるわ」


 天音が嬉しそうに猫執事の頭を撫でようと手を伸ばしたが、素早く退いて慇懃に一礼すると、


「誠に恐縮ではありますが、貴女様からは危険な臭気が漂っています。そう、例えるならば腐ったサメの身を使ったフィッシュフライのような危うさを感じます。以後、半径二メートル以内には近寄らないでいただきたく、お願い申し上げます」


 パシーンッという音が響いた。元女警察官はいつの間にか鞭を握り、酷薄な笑みを浮かべていた。


「どうやら舌禍の粗相をする猫のようね? キッチリと躾けてあげるわ」


「これはこれは…… 申し訳ありません。言い訳をさせていただけるならば、吾輩は毒舌というスキルを持っておりまして、いかに心中に秘めようとしましても、ついポロッと本音を口にしてしまうのです」


「言い訳になってないわよっ!」


 鞭を振ろうとした天音を周りが止めた。猫はポンッとカードに戻り、ヒラヒラと床に落ちる。俺はそれを拾って、首を振った。なるほど、確かに逃走スキルを持っているようだ。


「どうするかな……」


 封印するというわけにもいかない。レジェンド・レアカードの存在には、未知の部分がある。だがセニャスを使いこなせるとしたら誰だろうか?


「マリリンでいいんじゃない?」


 彰に尋ねたらそう返ってきた。たしかにそれは考えたが、茉莉には既にエミリを譲渡している。二枚渡すというのは、些か偏り過ぎではないだろうか。倫子や寿人、正義に確認すると、皆が不要だという。


「私に寄越しなさい。二度と粗相しないよう、徹底的に調教してあげるわ!」


 うん、天音だけは絶対に渡せないな。





【Aランクダンジョン「深淵」 木乃内茉莉】

 私の目の前に、猫がいます。なぜか白いタキシードを着て蝶ネクタイをしています。そして右手にはステッキを持っています。肉球の手でどうやって掴んでるんだろ?


「おぉ、見目麗しき御令嬢方…… と、その下僕でございますな? 吾輩、セニャスと申します」


「下僕じゃねーよ!」


 慎吾君がツッコミを入れると、セニャスちゃんは嬉しそうに尻尾を振った。身長は140センチくらいかな。私よりもずっと低い。あ、ミューちゃんとプリンちゃんがタキシードに身体を擦り付けてる。


「ミュー」


「キュー」


「ほう。ミュー殿とプリン殿ですか。吾輩は執事のセニャスでございます。危険なダンジョン内で皆様のお世話を致します。そこの性欲の塊が御令嬢方に悪戯をしないよう、しっかりと見張っていてください」


「ミュッ!」


「キュッ!」


「ふざけんなぁっ!」


 ちょっと慎吾君が可哀想かな。エミリちゃんもお腹抱えて笑ってる。ミューちゃんもプリンちゃんも敬礼なんてしないで、もう少し慎吾君を信用しようよ。カズさん、なんとか言って。そう思って顔を向けたら。


「なぜだ? なぜウサギとモモンガと猫でコミュニケーションが成立する? しかも片方は日本語、片方はミューとキューしか言っていないではないか?」


 どうでもいいことで悩んでいたよ。





【ウリィ共和国 青瓦台】

『日本国政府の発表です。7月の東京五輪開催において懸念されていた、東京都新宿区のダンジョンの討伐に成功しました。ダンジョンの難度はB、討伐者はダンジョン・バスターズとのことです。これにより、政府が懸念を表明していた放射能問題とダンジョン問題のうち、ダンジョンについては解消されたことになり、WOC(内国オリンピック委員会)からも安堵の声が……』


 パク・ジェアン大統領は、表情を険しくしながらテレビを切った。大統領執務室には、パク大統領のほか、パク・ジェイン外交安保特別補佐官もいる。姓が同じで名前も一文字しか違わないため、海外では混同されてしまうこともしばしばだ。


「それで、大姜王国からの返答は?」


「依然として、なんの反応もありません。キム国王はベニスエラ支持を表明していますが、我が国に対する言及はなく、こちらからの呼びかけも無視しつづけています」


 舌打ちする大統領に、補佐官たちは無言のままであった。「コウモリ外交」「経済音痴」など国内外からの批判が大きい大統領だが、一貫していることが一つある。「姜半島の平和と繁栄」というポリシーだ。そのためには半島北部の絶対君主国家と友好関係を形成し、緩やかな連邦制への移行を目指さなければならない。そのための融和政策として「東京五輪の南北合同参加」「南北合同によるダンジョン討伐」を掲げ、北に打診し続けているが、その進捗は芳しくない。


「大姜王国とは水面下で接触していますが『決意』を示してほしいと言われています。我が国は、ベニスエラ政変を正式に認めてはいません。大姜王国は、我が国のそうした姿勢に不信を抱いているようです」


「内米安保の破棄、GSOMIA解消でも足りないというのか?」


「北が言うには、そのどちらも内国が率先して動いたものではなく、結果そうなったに過ぎないとのことです。我が国の意志を示すには、やはりベニスエラ支持の表明しかないでしょう」


 パク大統領は沈思した。G20加盟国を脅しているベニスエラを支持すれば、ウリィ共和国はG20の枠組みから追放されるかもしれない。だが南北統一は民族の悲願である。姜半島の統一が為れば、日本はおろか大亜共産国やガメリカさえも超える超大国になれるに違いない。少なくとも、パク大統領自身はそう信じていた。


「わかった。早急に声明文の原案を書いてくれ。ベニスエラ支持を表明するが、ガメリカや他のG20を刺激しないような声明文だ」


 そんなことは不可能であることは、指示している大統領自身も理解していた。だが同時に、独立国である内国がどの国を支持しようが、他国には関係ないという思いもあった。パク大統領が見ているのは、日本でも大亜共産国でもがガメリカでもない。唯一、大姜王国だけであった。





【神楽坂 料亭「めの惣」 江副 和彦】

 6月になれば、日が沈んでも蒸し暑さを感じるようになる。夏の始まりを予感させる夜、俺はある人物に招かれて、神楽坂に来ていた。神楽坂通りの細道を右に曲がり、本多横丁に入るとその店がある。


「よく来てくださいました。忙しいところ、申し訳ありません」


「私よりも貴方のほうが忙しいのではありませんか? 総理……」


 俺を呼んだのは、衆参ダブル選挙で多忙を極めているはずの、浦部誠一郎内閣総理大臣だった。公示前のため、党内調整や党首討論などで飛び回っている。ダンジョン・バスターズは、政治がらみの質問はほとんど受けない。東テレの番組に出たときに答えたが、別に支持政党を表明しているわけではない。立場上、そうした場所からは遠ざかっていたほうが良いのだ。


「貴方とは一度、ゆっくり話をしてみたいと思っていました。先日も、新宿ダンジョンを無事攻略できたそうですね。これで五つ目…… おかげで日本の安全性が世界に証明され、海外からの投資が集まっています」


 総理が徳利を差し出したので、俺は両手で猪口を持った。浦部総理の言葉に、俺も頷く。日本経済は回復局面から成長局面へと移りつつある。

ダンジョンの出現は、世界経済にも大きな影響を与えた。世界同時株安の中で、いち早く不安定から脱したのが日本だ。ダンジョンを次々と討伐され、さらに周囲が海で囲まれているこの国は、万一、魔物大氾濫が発生したとしても最後まで残るのではないか。投資家たちもそうした期待から、日本に資金を移し始めている。


「赤魔晶石による原油生成、白魔晶石による炭化水素(LP)ガス生成も実用段階に入っていますからね。東京オリンピックを経て、来年には日本は世界有数の資源大国になるでしょうね」


「ですが、簡単にはいきません。原油輸入で利益を得ていた各商社、石油関連産業をどうするか。また、電力会社の対応も考えなければなりません。原発は段階的に止めるとしても、研究は続けなければなりません。なにしろ、魔物大氾濫モンスタースタンピードを食い止めた後、ダンジョンが残っているという保証がありませんから」


 総理大臣は、国家全体の最適という視点で考えなければならない。たとえばネット上に「パチンコを無くせ」という意見が見られるが、パチンコを禁止した場合、三〇兆円の市場が消えることになる。雇用をどうするのか。駅前の空きテナントをどうするのか。規制がもたらす「負の影響」について解決策を述べている者はほとんどいない。政策がもたらす影響を見据えながら、漸進的に国を理想に近づける。これが保守政治家の考え方だ。


 互いに酒を酌み交わし、後は手酌で進める。今夜は「会いたい」という話しか聞いていない。多忙を極める総理大臣がわざわざ時間を取ってまで俺に会う理由はなにか。


「江副さん、少し気が早いかもしれませんが、魔物大氾濫を食い止めた後の世界について、貴方の意見を聞きたいと思います」


 いよいよ本題に入ってきたようだ。





「前提として、魔物大氾濫を食い止めた後もダンジョンは消えず、魔石が採れ続けていると仮定してください。そうした世界では、ダンジョンの数が国力に大きな影響を与えます。ダンジョンは黒魔晶石だけでなく、食糧、水、さらには日本円や米ドルまで生み出すことができます。もし日本のダンジョンが一〇〇ドル札を生み出すようになれば、ガメリカは黙っていないでしょう」


「当然ですね。そうならないためにも、ダンジョンの管理は国連に委ねるべきでしょう。運営および採掘は各国でやるとしても、年に一回の査察を行うなど、核兵器管理と同じようにするべきです」


 少し気が早いとも思うが、浦部総理の話は「一〇年後の世界」についてであった。魔物大氾濫を食い止めた後もダンジョンが残っているとしたら、その管理はグローバルで行うべきだろう。それほど、ダンジョンが生み出す産物は危険なものが多い。


「もう一つ、頭を悩ませる問題があります。それは、貴方の扱いです」


「Cランク以上の、人間を超えた強さを持つ存在をどうするか、ですか?」


「ジョーカーが証明してしまいました。超常的な力を持つ冒険者は、一国を滅ぼすことさえ可能です。もしダンジョン・バスターズが反乱を起こしたら、日本国の防衛力では止められないでしょう。貴方は、この国を滅亡させ得る力を持っている。我が保守党内ですら、このことを危険視する意見があるのです」


 浦部総理個人は、俺のことを信じてくれているのかもしれない。だが為政者という立場で見れば、俺たちの存在は危険極まりないものだろう。核兵器や化学兵器を持つ民間人がいたら、それがどれほど「決して使わない」と言ったところで、国は全力を挙げて逮捕する。国家にとって統治を脅かす存在は、存在そのものが「悪」なのだ。


「今は良いでしょう。ダンジョンという脅威がありますから。ですが、大氾濫(スタンピード)を食い止めた後、貴方たちの存在は人類にとって恐怖となります」


「『狡兎(こうと)死して走狗(そうく)()らる』ですか」


「身も蓋もない言い方ですが、その通りです」


 ファンタジー小説にもある。魔王を倒した勇者は、王国にとって危険な存在になる。だから使い終わった勇者は抹殺しなければならない。国家にとっては、それが正義なのだ。酒を一気に呷ると、目の前の権力者を見据えた。こうした問題が発生することは、以前から判っていた。だから解決策も考えてある。


「ガチャが生み出すSRアイテムに『エリクサー』というものがあります。これは使用者の自由意志で、自分の身体を自在に変えることができる薬です。この薬を使います。魔物大氾濫を食い止めた暁には、すべてのダンジョンの設定をDランクまで下げ、そしてCランク以上の冒険者も、エリクサーを使ってDランクまで落とします。それらすべてを見届けた後、私は引退し南の島へと隠棲するつもりです。二度とダンジョンには入りません」


「それほどの覚悟ですか…… ですが、他の冒険者が納得するでしょうか?」


「納得しますよ。ダンジョン・バスターズが首を縦に振れば…… もし納得しない者がいたら、バスターズの手で捕らえます。無理やりにでもDランクに落とします。世界に『スーパーマン』は必要ありません」


 冒険者を危険視する一方で、信仰に近いものを抱き始める者がいる。どんな怪我も一瞬で治してしまう。エクストラ・ポーションによって、不治の病に苦しむ者を救う。まさに「奇跡」だろう。だからこそ、俺たち冒険者は危険な存在なのだ。神は、目の前に現れないからこそ神なのだ。奇跡を起こす「現人神」など、存在してはならない。


「貴方のお考えは、よく解りました。党内は私がまとめます。日本政府としては、民間人冒険者を規制するつもりはありません。ですが万一のために、犯罪冒険者を取り締まる機関が必要です。年内中に、警察庁内に設置されるでしょう」


「うってつけの人材がいますよ。元警察官僚で、世界最恐(・・)の女性です」


 浦部総理は「ほう」と興味を示した。「最強」と聞こえたのかもしれない。まぁ同じようなものだ。





【防衛省 ダンジョン省設置準備局 石原由紀恵】

 衆参同時選挙が公示され、いよいよ選挙戦がスタートしようかという矢先に、隣国である半島南部の国家がとんでもない声明を出した。あろうことか、ベニスエラのテロリスト「ジョーカー」を支持するというのだ。それでいて、旗色を曖昧にしようという意図が見受けられるものだった。


『ベニスエラの主張は、全人類にとって考えさせられるものでした。貧富の格差という大きな問題を解決するには、互いに歩み寄り、意見を交わさなければなりません。テロリストと決めつけて否定するのではなく、まずは話し合いを行うべきです。我が国(ウリナラ)はベニスエラ、そしてジョーカーの主張に一定の理解を示し、支持することを表明します。ですがこれは決して、ガメリカや大亜共産国と対立しようというものではありません。我が国は世界最貧国から半世紀をかけて先進国まで成長しました。豊かさと貧しさの両方を知っています。我が国であれば、両者の歩み寄りを促せる。世界に富の均衡をもたらすことができると考えます。世界には、貧富の差という南北問題があり、そして我が国も民族分断という南北問題を抱えています。我が国は、同胞である大姜王国と手を取り合い、世界の南北問題の解決に邁進して参ります』


 日本が総選挙中を狙ったのか、それとも偶然なのか。いずれにしてもこれで旗色は明確になった。日本、ガメリカ、EU、大東亜人民共産国はジョーカーとの対決を選んだ。だが隣りの半島国家は、南北ともにジョーカーに与する選択をした。これが選挙にどのような影響を与えるのかは未知数だが、保守党が勝利した場合は、国交断絶まであり得るだろう。


「対馬諸島および北九州の防衛を強化すべきね。もう動いているでしょうけど……」


 部下が持ってきた報告書を一読し、私は背もたれに寄りかかった。「あの国」は、対ジョーカーにおいてもコウモリを続けるつもりらしい。百数十年前、その外交姿勢の挙げ句に列強から見放され、日本に併合されたという末路を辿ったことなど覚えていないようだ。


「いずれにしても、これは私たちの仕事ではないわ。外務省が動くでしょう。それよりもダンジョン省構想が優先よ? 各企業への根回しは大丈夫?」


「経産省とも連携して交渉にあたっています。重油生成施設、LPガス生成施設、放射性廃棄物処理施設など各プラントの建設、運営は、ゼネコンと商社に任せることになります。全日本石油などエネルギー関連企業には、重油とガスを最廉価で販売することで合意を得ました」


「私たちは商売人じゃないもの。大赤字にならなければ、それで十分だわ。ゆくゆくは、日本国内のエネルギー自給率を一〇〇%にするとしても、もう少し先の話ね。それと、犯罪冒険者を取り締まる機関が必要よ。警察庁に出向させるメンバーを選んで頂戴」


 7月には、ダンジョン省が設置される。ダンジョン問題を一元して統括する組織だ。将来的には、財務省、外務省、防衛省に匹敵するほどに重要な存在になるだろう。

 部下が出ていくと、私は立ち上がって窓際に立った。ブラインドから外を覗く。青空に初夏の日差しが強い。今月末には総選挙、そして来月は東京五輪だ。


「熱い夏が来そうね……」


 ふと、タバコが吸いたくなった。次の予定を確認して、喫煙所へと向かった。


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― 新着の感想 ―
ネコチャン!!(゜∀゜)
[気になる点] 犬と違って猫が尻尾振るのは機嫌悪いときですよ。
[一言] 反対勢力もエリクサーがあれば姿を変えるだろうし、全て捕らえるとは、かなり傲慢な意見を出して来ましたね。 他の方もコメントしていますが、金や権力を使える立場の人間も強者ですし、それはそれ、これ…
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