第046話:それぞれの成長
【広島ダンジョン 宍戸 彰】
僕たちは現在、広島県広島市紙屋町に出現したダンジョンに向かっている。広島市は中国地方最大の都市で、人口は100万人を超えている。ダンジョンは「人に引き寄せられて出現する」そうだから、政令指定都市はヒヤヒヤしているみたいだよ。
「いやぁ、広島は初めてだけど、面白いね。ホルモン天ぷらなんて初めて食べたよ」
広島名物って「お好み焼き」とか「牡蠣」だって思ってたけど、広島出身の天音ちゃんが言うには、それは観光客向けだそうで、地元民が愛するグルメがあるらしい。
西区の「アッコちゃん」とかいう店に案内されたんだけど、驚いたよ。なにしろカウンター席に「まな板と包丁」が置いてあるんだよ。セキュリティなんてまったく考えてないね。センマイとかハチノスとかのホルモン部位を天ぷらにして出てくるんだけど、そのままだと大きすぎるので客が切り分けるんだよ。左手にトングを持って押さえながら、包丁で切り分け、粉唐辛子を入れた酢醤油で食べるんだけど、これがメチャ旨い。あとホルモンで出汁を取った「でんがくうどん」をシメで食べたんだけど、これも旨かった。ホルモン出汁なんて初めて食べたよ。
兄貴が一緒なら、その後は歓楽街「流川町」で遊ぶんだけど、今回は凛子ちゃんと天音ちゃんがいるからね。正義もそういう店にはあまり興味なさそうなので、西区からタクシーで平和通りを東に進んで、弥生町の店に向かったよ。地元民が愛するグルメ「ウニクレソンウニホウレン」を食べるためさ。
「秋場所の時は、チャンコ食べてたッス。こんな旨いモノが、広島にはあったんスね」
「ダンジョン・バスターズに入って一番驚いたのは、食事の豪華さですね。OGを交えた夏稽古最後の夜でも、こんな豪華な食事はありません」
凛子ちゃんも正義もバクバク食べてる。まぁ兄貴からは、食い物には金を惜しむなと許可もらってるから、食べたいのを好きなだけ食べればいいよ。
「広島といったら、広島お好み焼き、牡蠣、尾道ラーメンが有名だけれど、それは東京でも食べられるわ。最近は『汁なし担々麺』や呉の『海軍カレー』、宮島の『あなごめし』なんかも知られているわね。でも他にも『呉冷麺』『漬物焼きそば』、福山の『ネブト料理』、『備後府中焼き』、庄原の『一寸蕎麦』なんかもあるわ。広島で食い倒れするなら、1日や2日では無理よ」
天音ちゃんが誇らしげに言う。いっそ、全都道府県にダンジョンできないかな。そうすれば全県グルメ制覇できるのに。まぁ不謹慎だから言わないけどね。
「……ネズミ?」
広島ダンジョン第一層で出てきた魔物は、どうみてもハツカネズミにしか見えなかった。ただ数が多い。ゾゾゾッと数十匹が迫ってくる。劉師父が顎髭を撫でながら嬉しそうに煽ってくる。
「フォッフォッ、小さな魔物が群れをなして、地を這うように迫ってくる。さて、どうする?」
「ちょうどいいわ。試してみたいことがあるの」
前に出た天音ちゃんが、鞭を用意した。あれ、2本あるんだけど?
「ガチャしたら、もう1本出てきたの。双鞭ってやってみたかったのよ」
両腕をクロスさせ、振り下ろす。2本の鞭がしなり、床を叩く。迫ってきたネズミたちは、鞭に打たれて宙を舞った。
「「「ヂュゥゥッ……」」」
悲しそうに鳴きながら空中で煙になっていく。天音ちゃんの鞭はヒュンヒュンと空気を切りながら、連続して床を叩いていく。一発ごとに恐ろしいほどに痛々しい音が鳴る。ネズミたちは怯えているのか途中で止まっちゃったよ。
「ウゥッ……鳥肌が立つッス。ネズミたちが哀れに思えてきたッス」
「ホッ……双鞭術による範囲攻撃か。数が多いだけの雑魚を相手にするにはうってつけじゃのぉ」
第一層はFランク魔物だね。広島はCランクかな? 魔石の重さを量ってみると、3グラムだったよ。大量発生することを考えると、このダンジョン、相当に稼げるんじゃない? カードを見てみると、ポイズン・ラットって名前らしい。Fランクだけど毒を持っているみたいだね。しばらく魔石稼ぎしたら、今度は第二層に行こうか。
第二層はヌートリアみたいな大きなネズミだったよ。50センチくらいの大きさの茶色いネズミがドドドッて、群れで駆けてくる。天音ちゃんが同じように鞭を振ると、吹っ飛んで煙になっていくよ。
「天音、そろそろ私にもやらせてもらいます」
クルクルと棒を回しながら、凛子ちゃんが進み出てきた。膝を落として棒を構えると、すごい速さで突き始める。ヌートリアは次々と顔を潰され、同じように煙になっていく。
「自分も、やらせてもらうッス!」
正義は相撲の立合いのような構えを取った。左腕にはシールドを着けている。
「ドスコイッ!」
低い体勢のまま、シールドを構えて一気に群れに突っ込む。ヌートリアたちが弾け飛んでいくよ。そりゃ力士が本気で立合ったらヤバイからね。歴代横綱の立会いの破壊力は2トンを超えるらしいよ。多分、今の正義ならもっと凄いだろうね。大横綱千代富士関は、身長183センチ、体重126キロ、体脂肪率10%だったらしいけど、正義なんて身長193センチ、体重98キロ、体脂肪率5%だもん。最近は体重を増やしたいらしく、やたら食べてるけど、簡単には増えないと思うよ?
「Eランクで5グラム……横浜ダンジョンと同じか。第三層になればランクはほぼ判明するでしょ」
僕らはヌートリアたちを蹴散らしながら、第三層へと向かった。そして僕らは思い知った。ダンジョンはやはり甘くないと。
「Cランク魔物、ホーン・ラットじゃ! 正義、盾を構えよ!」
頭に一本の角を生やした、まるで猪のような大型のネズミが凄い速度で迫ってくる。ヨッシーがシールドバッシュで弾き飛ばしたけれど、ホーン・ラットは1匹だけじゃない。弾き飛ばした後から10匹以上がまとめて迫ってくる。天音が鞭を振った。バシーンと命中したはずなのに、勢いが衰えない。
「ちょっ……いきなりCランクなんて反則でしょ!」
正義の横をすり抜けて、壁を蹴って迫ってくるネズミを迎撃する。正拳突き一発で消えていくけど、Cランク魔物10匹が同時に出てくるのはちょっとヤバイね。
「みんな、撤退するよ。どうやらここはBランクダンジョンだ」
それぞれが互いを守りながら一体ずつ倒していく。一本道で良かったよ。こんなのが四方から出てきたら、僕でも危ないかもしれない。
【横浜ダンジョン 江副 和彦】
「広島ダンジョンはBランクか……」
〈第二層までなら、むしろ稼ぎ場として使えるかもしれないよ。でも第三層はちょっと危ないね。Dランカーだけなら多分、死んじゃうと思うよ〉
彰の報告を受けて、俺はダンジョンの優先順位を考えていた。3月中に1、2カ所のダンジョンは討伐しておきたい。やはり予定通り、金沢と船橋を討伐すべきだろう。
〈兄貴、天音ちゃんたちが、少し稼いでいきたいって言ってるんだけど、いいかな?〉
「いいぞ。こっちはクルセイダーズの育成であと数日は取られる。それまで思う存分に稼げばいい」
笑顔になった彰は「やったよ」なんて横を向きながら画面を切った。どうやら広島でもう少し遊びたいらしい。彰の報告をまとめて冒険者本部に提出するのは俺の仕事だ。こうした「文章作成」を彰に頼るわけにはいかない。第3層までの様子を手早く纏め、画像などを貼り付けて報告書として仕上げる。ダンジョンランク報告用の雛形を用意しているので、大して時間は掛からない。夕方までには間に合うだろう。
〈相変わらず仕事が速いわね。一昨日調査依頼を出して、今日には報告書が出来上がるなんて……〉
画面に映っている石原局長が称賛してくれるが、こうしたやり取りができるのもあと僅かだ。省になれば石原と直接話す機会は激減するだろう。一通りの報告を終えた後、今後は課長に報告する旨を伝えると、石原は少し寂しそうに笑った。
〈たまに飲みに行くくらいなら付き合ってあげるわ。というより、そうした方が良いと思うの。貴方のためにも……〉
「? どういうことだ?」
〈貴方には仲間がいる。宍戸彰、田中睦夫、日下部凛子……でもそれは皆、バスターズのメンバーたちだわ。貴方はずっと最前線にいる。その孤独な場所に立ち続けるためには、対等な立場で悩みを相談できる第三者が必要だと思うの。どんなにランクが上がろうとも、人間の精神には限界があるわ。私は心配してるのよ。いつか、貴方が擦り切れてしまうのではないかって……〉
石原が珍しい表情を浮かべている。本気で俺を心配しているようだ。この9ヶ月間、ずっと駆け続けてきた。仲間を増やし、ダンジョンの討伐も始まった。だがこれからさらに10年、今まで以上の速さで走り続けなければならない。確かに、少し疲れを感じてしまう。
「そうだな。励ましてほしくなった時は、電話するよ」
〈いつでも構わないわ。じゃぁ、またね〉
画面が暗くなる。深く息を吐いた。ストレスで参っているという感覚はない。だが精神の変容は、本人が気づかぬうちに進行しているものらしい。息抜きはしているつもりだが、たまにはダンジョンもバスターズも忘れて羽を伸ばすのも、必要なのかもしれない。
「……一人でフラリと、箱根あたりに行くか」
だがその前に、クルセイダーズのメンバーを育て上げなければならない。そろそろシャワーを浴びに出てくるはずだ。寿人に任せてみたが、結果が楽しみだ。
〈いま、クルセイダーズの6名がダンジョンから出てきました。6名とも元気そうです。ダンジョン・バスターズからは、わずか19歳の冒険者、篠原寿人さんがクルセイダーズのトレーナーとして行動しています。代表の江副和彦さんは、クルセイダーズ全メンバーが「Dランク」になるまでは出ないとのことで、もうしばらくは篠原さんをトレーナーとした修行が続くと思われます〉
日本のみならず、海外からもテレビ局が来ている。寿人をトレーナーとしているため、俺はテレビで喋るつもりはない。リポーターからの取材は「寿人に聞け」としか返答していない。
〈えっと……クルセイダーズの皆さんとはダンジョン時間で40日を一緒に過ごしました。彼らは既に、全員がEランクになっており、遠からずDランクになると思います。発現したスキルについては、俺……私から言うわけにはいきません。ただ、一緒に過ごす中で彼らとは打ち解けた関係になれたと思います。所属は違いますけど、ダンジョンを討伐するという志は同じですので、今後も協力しあえたらと思います〉
テレビ画面には、戸惑いながらも返答する寿人が映っている。それを聞きながら、寿人が纏めたクルセイダーズ6名のステータス情報を見ていた。
==================
【名 前】 ロルフ・シュナーベル
【称 号】 なし
【ランク】 E
【保有数】 0/29
【スキル】 カードスロット
シールドバッシュLv1
------
==================
==================
【名 前】 アルベルタ・ライゲンバッハ
【称 号】 なし
【ランク】 E
【保有数】 0/28
【スキル】 カードスロット
剣術Lv1
------
==================
==================
【名 前】 レオナール・シャルトル
【称 号】 なし
【ランク】 E
【保有数】 0/22
【スキル】 カードスロット
神聖魔法Lv1
------
==================
==================
【名 前】 クロエ・フォンティーヌ
【称 号】 なし
【ランク】 E
【保有数】 0/25
【スキル】 カードスロット
秘印魔法Lv1
------
==================
==================
【名 前】 フランカ・ベッツィーニ
【称 号】 なし
【ランク】 E
【保有数】 0/26
【スキル】 カードスロット
斥候Lv1
------
==================
==================
【名 前】 マルコ・モンターレ
【称 号】 なし
【ランク】 E
【保有数】 0/28
【スキル】 カードスロット
体術Lv1
------
==================
「驚いたな。全員がスキルを発現している。しかも神聖魔法と秘印魔法に加え『斥候』だと? 見事にバラけているし、チームとしてのバランスもいい。バチカンの長官はこれを予想していたのか?」
バチカン教国には「DRDC」という組織があるらしいが、その長官は日本人の枢機卿だと聞いている。スキル発現には本人の経験が影響するということは、仮説として既に公表されている。十字軍として信徒たちが納得する最低限の条件を満たせば、あとは信仰心ではなく潜在的な可能性で選抜したのだろう。
「さすがは、1700年間もカソリックの総本山であり続けただけのことはある。少し見直したよ。それで、彼らの士気の方はどうだ?」
「スキルが発現したことで、むしろ高くなっています。クロエさんなんかは、早く魔法を教えろとすごい勢いで迫ってきました。気になるのはフランカさんです。事情は教えてくれませんが、エクストラ・ポーションに強い興味を持っています」
寿人の話に、俺はピンときた。タブレットPCを取り出して、彼らの事前情報を確認する。防衛省の方で日本語に訳してもらったフランカ・ベッツィーニのプロフィールを見直して納得した。
「フランカ・ベッツィーニは、高校生までは将来を嘱望された陸上選手だった。実際、前回のオリンピック直前までは、高校生ながらイタリー国代表となる可能性すらあったらしい。だが猫を助けようとして交通事故にあい、左足のアキレス腱を断裂して選手生命を絶たれたそうだ。その後は大学にも行かず、働きもせず、プラプラと遊んでいるらしい」
「……俺、エクストラ・ポーションを2本持っていますが、彼女に渡したほうが良いでしょうか?」
「お前はどう思う? 彼女の立場になって考えてみろ。エクストラ・ポーションがあれば、自分の足は完全回復するかもしれない。そう希望を持っていた時に、ポンと渡された。彼女はどう反応するかな?」
「喜び、感謝して……クルセイダーズを辞める?」
「かも知れない。俺が言いたいのは、何が彼女のためになるのかということだ。こちらが良かれと思って掛けた情が、かえって相手を不幸にする場合もある。十字軍を途中で脱退したイタリー人が、簡単に陸上選手に戻れると思うか?」
寿人は真剣な表情で頷いた。ただ治せば良いというものではない。彼女が「次の道」を見出せなければ、治ったところで路頭に迷った子猫のままだろう。
「ロルフさんとマルコさんにも相談してみます。一見すると正反対の性格をした2人ですが、結構、熱い部分があります。一緒に考えてくれると思います」
答えのない中で、他人のことを真剣に考える。会社員になれば誰もが直面する問題だ。こうした経験を幾度も重ねて、やがて大人になっていく。もう少し寿人に任せようと思いながら、俺は頷いた。
【船橋市MIKEA 木乃内 詩織】
17歳で茉莉を生んでから、茉莉を育てるために少ない食費をやりくりして、できるだけ自炊をしてきました。別れた夫は暴力こそ振るいませんでしたが女癖が悪く、浮気も一度や二度ではありませんでした。茉莉のためと我慢をしていましたが、茉莉が小学校を卒業した時に、ついに耐えかねて離婚し実家に戻ったのです。本当に茉莉には苦労をさせました。アルバイトをした最初のお給料でケーキを買ってきてくれたとき、私は涙を溢してしまいました。私のような浅はかな女から、本当に良い子に育ってくれたと思います。
「バスターズの殆どは独身です。何日間もダンジョンに潜った後は、家庭の味を恋しく思うでしょう。木乃内さんには、そうした『母の味』を作っていただきたいのです」
今月末から、私はダンジョン・バスターズに雇われて働くことになります。食事を作ったり家事をしたりするのが主な仕事内容ですが、驚くほどに多くの給料をいただきます。江副さんの期待に応えるためにも、腕によりを掛けた美味しい料理を作りたいと思います。
「お母さん、このお皿なんて可愛いよ?」
今日は船橋市にある家具量販店「MIKEA」に来ています。新社屋の「社員食堂」の見取り図や写真などが挟まったバインダーを手に、茉莉が大はしゃぎしています。調理道具からお皿、椅子やテーブルまですべてのコーディネートが私に一任されています。予算としてポンと一千万円を渡された時、思わず身震いしてしまったのを覚えています。
「食堂ということは、ラノベでいう『酒場』みたいなものだろ? やはり木製の椅子とテーブルが良いと思うんだが……」
茉莉と共に、スラックスとジャケット姿の江副さんが歩いてきます。その姿に、思わず見惚れてしまいます。私の元夫なんて、30歳を過ぎても短パンとサンダル姿の、良く言って若々しい、悪く言えば「チンピラ」のような軽薄な男でした。本当の、大人の男性というのに私は初めて触れたのかも知れません。
「素敵なご主人ですね?」
「えっ? あ、あの……はい……」
店員に声を掛けられ、思わず赤くなってしまいました。そうです。傍目から見ると、まるで家族で買い物に来ているように見えるかもしれません。
「お母さん。こういうのって、やっぱりプロのコーディネーターに任せたほうが良いんじゃない? 規模が大きすぎて想像つかないよ」
「そうよねぇ…… 江副さんは、どうお考えですか?」
少し赤くなりながら、江副さんに聞いてみました。すると江副さんは腕時計を見て頷いています。
「そう言うと思って、MIKEAのファッショニング・コンサルティングサービスに予約してあります。2階のビジネスカウンターに行きましょう。ただ私としては、木乃内さんにすべてをお任せしたいと考えています。失敗しても構いません。一千万なんて端金ですから……」
茉莉を間に挟んで、私たちは2階へと向かいました。本当に……夫婦みたいです。
【田中 睦夫】
「できたよ! 朱音氏の8分の1サイズフィギュア!」
ホワイト企業、ダンジョン・バスターズで仕事を終えた後、僕たちは秋葉原に借りた安い事務所でフィギュア作りに没頭している。今年はオリンピックがあるから、有明のスーパーコミックセールが5月に開催される。そのための準備が忙しい。今年は僕が手に入れたカードのほか、Legend Rareカードのキャラたちをフィギュアにして飾るつもりだよ。もちろん、マンガも並行して描いてる。
「バスターズの給料で十分食べられるからサークル解散」
なんて誰も言わない。これは僕たちのライフワークだし、バスターズの宣伝にもなる。今年の10月はフランツェのエキスポにも出展するかもしれない。きっと凄い人気になるよ。
「ムッチー、エミリちゃんの写真なんだけどさ。もっとこう……ローアングルないの? あとできれば、クルセイダーズの画像も欲しい」
「あ、それ必要。クロエちゃん、人気になり始めてるから」
「江副氏と茉莉氏にお願いしてみるよ」
カード販売は禁止されているけれど、バスターズのロゴが入った模造カードならOKだから、それも用意する。いまのところSRカードまでしか出ていないけど、近いうちにUltra Rareもきっと手に入る。きっと世界中から、僕らのブースに人が押し寄せるよ。楽しみだなぁ。
Q.鹿骨ダンジョンで出現する「現金」の処理について、どうやっているの?
A.描き忘れていました。基本、500円硬貨と千円札は、友人の「岩本さん」にお願いしてパチンコ店で両替しています。その場面はいずれ追加したいと思います。現金の扱いについては様々なご意見を頂いており、私としても設定を変えるべきか悩んでいます。このへんはまた、後書きで書きたいと思います。
頂いている感想にはすべて目を通しています。投稿開始から3ヶ月もしないのに、たくさんのブックマークや評価をいただき、本当に嬉しく思います。これからも応援、宜しくお願い申し上げます。




