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閑話休題 猥談?
執務室。
そこにはジェイドとカイムが二人――。
「カイム、良くやったな」
ジェイドがカイムの背中をバシリッと叩く。
「は……?」
何故かカイムの反応は芳しくない。しかも、気が抜けたよう。
「は、とは何て言いようだ。疲れたか?」
「うう……」カイムは俯いてしまった。
「まさかお前、ヘルレアに無理矢理……」
ジェイドはカイムの肩を優しく叩く。
「カイムは初めてだものな、しかも相手があれじゃあ。俺が悪かった、デリカシーがなさ過ぎた」
「? デリカシーがどうしたんだ」
「え?」
「え?」
「あ、いや。ヘルレアが……」
「ヘルレアなら今、チェスカルをからかっていると思うが」
「そういうことではなくて、抱いて……」
「え? ジェイドを? 僕には重過ぎて無理だと思う」
「あ、駄目だ……重症だ。カイムに幸あれ」
おわり




