プロローグ 牢獄の少女
正直小説初心者です、描写まじムズいっすわぁ(´・ω・`)
ある国の王室 そこの王に巨大な斧を向ける1人の女性がいた
〈だ・・誰だ貴様は!?わっ・・我輩に何を向けとるのか分かっておるのか!?、我輩こそこのトレミアス王国 国王バンゲ・ゾズマ・トレミアスなるぞ!〉
その王は、玉座の後ろに隠れながら、死の恐怖で顔を歪めていた
〈しってるよ、あなたが国王であることも、そして――〉
〈おい!!誰か!誰かおらんのか!我輩を守るのだ!我輩をこの女からはや――!〉
男の声は振り下ろされた玉座をも真っ二つにする斧の一撃により、途中で消え失せた。
〈わたしは、あなたの子であることも〉
――――何故このようなことが起こったのか、何故あの女性が自分の親を殺したのか、時は10年前まで遡る。
アストロロジカルシンボル、「長いためこの先アストロシンボルと呼ぶ」
突如人々にそれは現れ、それを身体に持つものは様々な能力を発揮することが出来た、人々はそれを戦星術〈ゾディアック〉と名付けた、その後人々はアストロシンボルで人々を差別を始めた
弱い戦星術のものは捨てられ、強い戦星術を持つものが世界を
統べてきた、そして戦星術とはもう一つ差別する要素が現れた。
トレミアス王国、国として千年続く国で、その国は最初に発見されたアストロシンボルを持った、この国の初代国王プトレウス・ゾディア・トレミアスが様々な所に石像が存在する。
その国は今日11月22日1人の赤子が産まれた、その赤子には、
強大な能力と知能を持ち、その背中には小さいながらも羽が生えていた、親はその誕生を喜んだしかし、その9ヶ月後も8月22日もう1人の赤子が産まれた・・・いや 産まれてしまった。
〈――ご飯よ、リーシェ〉
そこは牢獄、本来罪人などが住まう場所に、1人の小さな女の子が牢に座り込んでいた。
〈ごはん!〉
女の子はご飯と言うには5歳には素朴過ぎる、そのパンと水を貰うと、それを美味しそうに食べ始めた。
〈美味しい?リーシェ〉
この国の王の妻、ミリシト・シェルマ・トレミアスはその様子を
悲しそうに眺めていた。
〈ごめんねぇこれだけしか用意出来なくて・・〉
〈??どうしてあやまるの?こうやってごはん、もってきてくれるだけでわたし、まんぞくだよ?〉
その言葉を聞くと、ミリシトは胸を抑え涙目になりながらも、
笑顔を向けた。
〈・・ありがとう、リーシェ・・・・また来るわね〉
本当ならもっと食べさせたい、もっと外の世界を見て欲しい、そんなことを思いながら、ミリシトは罪悪感に苦しみながら、帰っていった。
水を飲み終わると、リーシェは〈ごちそうさま〉と言うと、彼女には何時もの、静寂が訪れた。
(そういえばなんで、あやまったんだろ?、わたしはべつにしかってもいないし、ママがわるいことしたわけじゃないのに、うーん・・)
しばらく唸っていると、不意に頭に触れた、そこには普通の人間には無い、2本の角が生えていた。
〈あっ!ちょっとのべてる!〉
リーシェはその後も何か考えたり、持ってこられた水とパンを食べる、そんな日々を今までおくってきた、だがそんな日々も変わる日がやって来た。
10才となったリーシェは、水を飲み終わると、再び、様々なことを考えていた
(うーん、きょうのパンはなんかあじがちがった、なんかパサパサってかんじじゃなくて、こう・・ジットリ?そんなかんじだったね)
先程のパンの味の疑問に思っていると1人の足跡が聴こえてた。
(あれ?これはママではないわ?)
リーシェはここに1人しかこないママの足音を記憶していた、
、その足音はミリシトとは違うことも、良く分かっていた。
リーシェは不思議に思いながら、こちらに向かってくる足音がするほうを見ると、そこには、裕福そうなドレスをきた大きな羽を生やし、薄暗い中でも分かるくらい綺麗な白い長髪を靡かせながら、その女性はリーシェの牢の前に立った。
〈貴方が・・・母様が言っていた、リーシェ・トレミアスね〉
〈うん!わたしはリーシェだけど、あなたはだれ?しらないひとだけど、ママをしってるの?〉
〈・・・私はトレミアス王国第一王女ヴァリシア・カウリス・トレミアス、貴方の姉よ、リーシェ〉
この出会いこそ、彼女達の戦い始まりとも言うべき出会いであった。
読んでくださりありがとうございます
ちなみにリーシェとヴァリシアの元ネタは
ソードワールドのナイトメアとヴァルキリー
だったりする(´・ω・`)