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詩 (空)

作者: 雨冷 止雲

読んでいただけるとうれしいです。

雨はいろいろ隠し


明るいときの日の光

暗いときの僕の影

楽しいときの鼻歌も

悲しいときの涙声



雨はいろいろ濡らし


暗く物を染め上げて

望んでも要らなくても

走れば滴がかかり

歩いても雫がとんで



雨はいろいろ溶かし


靴に付いた汚れも

絡まった考えも

楽しみだった雪も

弱く積んだ物も



雨は気休めだと知り


だけど隠していたい

だけど濡れていたいと

だけど溶かしていたい

そう僕は思ったんだ






雨はいろいろためて


凹みへの雨水も

一緒に流れたいろいろも

明日への不安も

曲げたかった現実も



雨はいろいろとしずめる


荒れてる心だって

浮ついた音だって

動かない体だって

登らない空だって



雨に打たれ続けて


光も音も遮られ

布も思考も重くて

視界も温度も奪われ

消えそうになっていく



雨は気休めだと思い出し


それでもたまっていたい

それでもしずめていたい

それでも打たれていたい

そう僕は思っているんだ





僕は雨が嫌いだった


雨宿りを決めても

下は雨水で溢れ

前は傘の色で溢れ

上は灰の色から溢れ



昔は雨が嫌いだった


諦めて外に出ても

夏の雨は蒸し暑く

冬の雨は痛く寒い

春や秋の色を散す



嫌いだったはずなのに






…………










天気予報は雨だっけ



















傘忘れて正解だったな

文のリズムが上手く行きませんね。

もっと勉強しなければ、

最後までご覧いただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ただ降る雨に改めて注目したら、意外にも色々な事を成し遂げているなと、今までにない着眼点でした。 嫌いだった、からの最後の行間。 それまでに何があったのか、想像が膨らみました。
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