97:僕が嫌いなこの『世界』を、君は愛してやまない
【タイトル】
僕が嫌いなこの『世界』を、君は愛してやまない
【ジャンル】
純文学
【作者】
猫じゃらし
【あらすじ】
僕はこの『世界』を嫌っている。
嫌いな理由は、一生消えることのないものだ。
だけど、突如現れた彼女はこの『世界』を気に入っている。
豊かな自然と、人々の優しさは彼女の『世界』にはないものだった。
純粋な彼女に、僕の心はだんだんと溶かされていく。
それでも、僕はこの『世界』が嫌いで仕方なかった。
家紋武範さまの「隕石阻止企画」に参加しています。
【キーワード】
異世界転移 異世界? 転生 転移 男主人公 影のある主人公 シリアス ハッピーエンド ファンタジー 隕石阻止企画
【文字数】
3,684文字(短編)
【内容紹介】
未来なのか過去なのか異世界なのかわからない場所から転移してくる転移者たち。
チートも何もなく、ただ送られてくるだけ。主人公の少年は前にある日突然現れた少女も、そんな転移者の一人でした。
主人公が暮らす世界は誰もが優しく、穏やかで平和であり、少女はすぐにその世界が大好きになります。
しかし、主人公の少年は幸せなはずのその世界のことを嫌っています。果たして、その理由とは――?
平和な世界を嫌う少年、愛する少女。そんな二人の物語。
文章が美しくひき込まれる、とても素晴らしい作品です。




