06:想いの輪廻~馬鹿王子は男爵令嬢を幸せにしたい~
【タイトル】
想いの輪廻~馬鹿王子は男爵令嬢を幸せにしたい~
【ジャンル】
異世界恋愛
【作者】
間孝史
【あらすじ】
「私は『真実の愛』に目覚めた! 君との婚約を破棄する!」
――最愛の王太子のその言葉を、少女は絶望と共に耳にした。
元平民の男爵令嬢・レジーナ。彼女は自身の持つ異能を使って王太子を誘惑、王妃の座を掠め取ろうと目論む。失敗して元々、バレたら養い親と共に破滅する。そんなギャンブルに身を投じた少女は、入学式のその日に、標的であるラグナ・エルドナーク王太子に接触。稀代の愚鈍、馬鹿王子と悪名高い彼を魅了しようとする。しかし噂とは違い、王太子は誠実で優しく、まるで物語に出てくる王子様のような立派な貴公子であった。
いつしかレジーナは、自身の策謀すら忘れて王太子に惹かれてゆき、恋に落ちる。
『レジーナを幸せにしたい』それを一心に願うラグナの想いに、少女は己の心の醜さと浅ましさを自覚するが……
※レジーナ視点の前・後編と、王太子ラグナ視点の前・後編、合わせて全四編となります。
【キーワード】
R15 残酷な描写あり 身分差 ハッピーエンド 王子 男爵令嬢 婚約破棄
【文字数】
61,049文字(連載完結・全4部分)
【内容紹介】
魅了持ちの男爵令嬢レジーナ。
自身の持つ『魅了』の力で王妃の座を狙えと父である男爵に言われた彼女と、なぜか最初からものすごく好意的な馬鹿王子・ラグナ王太子の愛の物語です。
レジーナ視点とラグナ視点によって構成されており、読み終わった時には感動に涙が止まらなくなりました。二、三度読み返してまた泣きました。本当に素晴らしい作品です。