なろうで見つけた傑作集 〜柴野いずみの作品紹介エッセイ〜

36：ビッチ姉さん

【タイトル】

ビッチ姉さん

【ジャンル】

純文学

【作者】

しいたけ

【あらすじ】

　ビッチ姉さんについては誰一人詳しい素性を知るでも無く、ビッチ姉さんは常に彼等のビッチ姉さんであり続けた。だが、それは突然に、一枚の葉書にて終わりを告げた。

【キーワード】

R15 青春 シリアス 女主人公 和風 ハッピーエンド

【文字数】

1,902文字（短編）

【内容紹介】

　尻軽な女は男女ともに嫌う人も多いでしょう。しかしこんなビッチなら許せる、そう思わされるビッチ、それが『ビッチ姉さん』です。

　腐った中年男には決して股を開かず、訳ありの青少年に弱い『ビッチ姉さん』。

　彼女の生き方は美しいとしか言いようがありません。カッコ良過ぎる。

　エロティックな用語が出て来ますが、決してR18でも下品でもありません。言葉には表し難い美しさを持つ、純文学作品です。

　とても短いのに泣けるし笑える。最高です。