35:泣かないで、勇者様
【タイトル】
泣かないで、勇者様
【ジャンル】
ハイファンタジー
【作者】
間孝史
【あらすじ】
『お前は、俺の家来だからな!』
泣き虫ピュリアは、勇者様の一の家来。
魔王討伐に旅立つ彼のお供として、そのお世話に援護に余念が無い。
けれど、パーティーの仲間はそんな彼女を嫌い、次々に離脱してゆく。
全ては彼女が振るったその『力』に、原因があったのだ。
『おぞましい娘。穢れた女』
聖女様にすら見捨てられたピュリアを、それでも勇者は連れ歩く。
『光と闇が合わされば、それ最強じゃね? 勇者である俺の家来に、相応しい力だ!』
ピュリアの手を引き、勇者は笑う。
大好きな、大好きな、優しい勇者様。
だからピュリアは、彼の傍を離れない。彼を守る為なら、何でもするのだ。
例え、この身が、どうなろうとも。
――ピュリアは、勇者様の家来なのだから。
【キーワード】
R15 残酷な描写あり 勇者 魔王 純愛 ファンタジー 微グロ注意 ハッピーエンド 幼馴染み
【文字数】
8,990文字(短編)
【内容紹介】
主人公ピュリアは生まれつき小さく、泣き虫な女の子。
そんな彼女を支えるのは、幼馴染の少年。彼は将来勇者になってピュリアを家来とし、楽しく冒険をして悪い魔王と倒す……そんな夢を語ります。
そして二人は成長し、少年は本当に勇者なり、ピュリアは彼のパーティーメンバーに。しかし他のメンバーはピュリアのことを快く思っていないどころかゴミを見るような目で見ていて……?
なろう小説に登場する勇者は、クズでどうしようもない人物として描かれることが多いですよね。しかしこの小説の勇者は違います。これぞまさに勇者!なヒーローです。
最後まで読んだら感涙が止まらなくなること間違いなしな作品。純粋な愛がただただ素晴らしいです。




