136:人の痛みがわからない霧島くんは、泣き虫美少女に付き纏われる
【タイトル】
人の痛みがわからない霧島くんは、泣き虫美少女に付き纏われる
【ジャンル】
現実世界恋愛
【作者】
間咲正樹
【あらすじ】
俺は生まれてこの方、人のために泣くという経験をしたことがない。
テレビを観ていて、事故で何人もの人が死んだなんてニュースが流れてきても、気の毒だなくらいには思うけど、悲しいという感情はまったく湧いてこない。
だって俺とは関係ないからだ。
この世界では、毎日数え切れないくらいの命が失われている。
その命一つ一つに同情していては、とてもじゃないが身が持たないだろう?
だから俺は、一度も募金とかもしたことはない。
俺は誰にも同情はしないし、誰のことも助けない。
――そうやって高校生まで生きてきた俺だったが、ある日の放課後の帰り道。
隣のクラスの有名な美少女が、一人で号泣しているのを目にし……。
【キーワード】
スクールラブ 短編/日常/青春 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 エンターテイメント ショートショート ラブコメ/高校生 美少女/女子高生 現代 学園/学校/学生 純愛/初恋/じれじれ ボーイミーツガール ハッピーエンド
【文字数】
10,020文字(短編)
【内容紹介】
人の痛みがわからないと自称する、陰キャな主人公の霧島くん。
彼はある日、大号泣する一人の少女と出会します。彼女はクラスメートの温水さん。人の痛みを自分のことのように思い、何かにつけては涙を浮かべる、泣き虫でありながら心優しい少女でした。
そんな彼女との出会いから始まる、青春ラブコメ。
と言っても甘々というわけではありません。すごくいい話なのです。そしてラストシーンが最高に素敵で、感動してしまうこと間違いなしです。




