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111:安楽死ホテル
【タイトル】
安楽死ホテル
【ジャンル】
純文学
【作者】
殿水結子
【あらすじ】
須藤高志は安楽死することにした。国家公認の安楽死施設「安楽死ホテル」で。そこで死ぬ間際、最後に足を踏み入れた遊園地で出会った一人の少女に、彼は全財産を与えることにするのだが──
【キーワード】
R15 残酷な描写あり 日常 ホームドラマ 近未来 ディストピア 男主人公 氷河期世代
【文字数】
4,019文字(短編)
【内容紹介】
氷河期世代に生まれた、生きるのに絶望した人々が安楽死を許されたディストピアな世界でのお話。
主人公の須藤は、ホテルでの安楽死を選択し、彼の思い出の土地であるホテルの近隣にある遊園地にて過ごすことに。
そこで一人の少女と出会った彼は、「どうせ使わないなら」と考え、彼女へ最期に全財産を手渡すのです。ですがそのお金はある一人の命を救うことになって……?
味わい深く、とても素晴らしい純文学作品。
ダークですが少しばかりの救いはあります。




