108:伯爵夫人の遺書
【タイトル】
伯爵夫人の遺書
【ジャンル】
推理
【作者】
水谷繭
【あらすじ】
『──このままここで生きていくことに耐えられなくなりました。誰もここから逃がしてくれないのなら、苦しみを自分で断ち切るしかありません』
リサは三ヶ月前、紳士的で優しく、容姿端麗なブレント・エドモンズ伯爵と結婚した。伯爵には二年前に亡くなった最愛の奥様がいたという。
ある日屋敷を回っていたリサは、前の奥様の部屋で彼女の遺書を見つける。そこには普段の優しい伯爵からは考えられない彼の暴力的な一面と、奥様の地獄の日々が書かれていた。遺書を読み進めるうちに、リサは残酷な真実に辿り着く。
◇誤字報告ありがとうございます!
◇アルファポリスさんにも同名の話を投稿しています
【キーワード】
ミステリー 伯爵 伯爵夫人 男爵令嬢 シリアス 遺書 貴族 異世界
【文字数】
12,626文字(短編)
【内容紹介】
ある日、遺書のようなものを見つけてしまった伯爵夫人のリサ。
その内容は、夫に鞭打たれ、それだけではなく家族にさえ訴えを無視されて絶望し、死を決意したというもの。それを書いたのはリサの夫の伯爵がかつて深く愛していたという前妻である様子。
それは一体どういうことなのか? 恐る恐る前伯爵夫人の遺書を読み進めるうち、リサはとんでもないことを知ってしまい……。
最後まで読むとゾクゾクする、ミステリー作品。
おすすめです。




