106:聖女は聞いてしまった
【タイトル】
聖女は聞いてしまった
【ジャンル】
コメディー
【作者】
夕景あき
【あらすじ】
「道具に心は不要だ」
父である国王に、そう言われて育った聖女。
彼女の周囲には、彼女を心を持つ人間として扱う人は、ほとんどいなくなっていた。
聖女自身も、自分の心の動きを無視して、聖女という治癒道具になりきり何も考えず、言われた事をただやり、ただ生きているだけの日々を過ごしていた。
そんな日々が10年過ぎた後、勇者と賢者と魔法使いと共に聖女は魔王討伐の旅に出ることになる。
旅の中で心をとり戻し、勇者に恋をする聖女。
しかし、勇者の本音を聞いてしまった聖女は絶望するのだった·····。
ハッピーエンドなので、安心してお読みください!
※注意※真面目なあらすじに反して、コメディ多めです。
※こちらの話は単体でお楽しみ頂けますが、
感想欄で「下記作品を先に読みたかったと後から悶えた」というお言葉頂けたので念の為。
もしお時間ある方で、どんでん返しが好きな方は下記作品から先に読むと、どんでん返し返し(?)をお楽み頂けるかもしれないです。
『国の祭典の前日に』(3分で読めるどんでん返し!)https://ncode.syosetu.com/n4708hc/
【キーワード】
身分差 ラブコメ ギャグ BANG01 ネガティブ聖女 アホ勇者 素敵メガネ賢者 猫耳姐さん魔法使い ハッピーエンド
【文字数】
24,644文字(短編)
【内容紹介】
癒しの力を持っていたため、父である国王に幼少期から道具として扱われ、心を持たぬように教育されてきた聖女セレナ。
彼女が聖女の力に目覚めた十年後、復活した魔王討伐のために勇者パーティーが組まれることに。武闘大会で勝利し勇者となった者には彼女を花嫁にする権利が与えられるのですが……勇者はセレナの心を尊重すると言います。
勇者、賢者、魔法使いの三人と旅をするうち、戸惑いながらも少しずつ人の心を取り戻していくセレナ。しかし旅を終えてから彼女は、勇者の腹黒な本心を聞いてしまって――?
心のいらない道具として扱われてきた聖女の恋の物語。
途中の展開にハラハラさせられますが、しっかりハピエンです。




