やさしい虹《改》
《改》って銘打ってるから、当然元歌はあって。
その詩とほとんど、変わらないのです。
ただ、より、リズムよく読めるように、と、手直ししてみました。
けっこう、手直し詩も、投稿してるけど、これはあまりにもあまりにもひどいかなって思ったので、ラスト一行、付け加えました。
ま、だから、って私のこの罪(えっ?罪だったの?)が、許されるはずもないのですが。
てなこと、ふまえたうえ(いや、ふまえなくても全然いいんですけどね)で、本文、お読みいただければ幸いです。
でわ。
その
七色の
虹が
きみの瞳を濡らしたとき
白い
綿毛
みたいと
思ったぼくは
なにもわかっていなかったんだ
かんがえることを諦めて
しまった
ただ
ふたり
蒲公英
みたいに
仲良く手を振って
川べりの春の風景に
なれたものだから
かおみあわせ悪戯っ子のように
笑いあったね
蝶が
舞って
いるのは
ゆめをみたぼくを祝ってくれるため
土筆が顔をみせて
きみをみあげて微笑んでいる
そんなかわいいゆめ
ゆっくりと
深く
呼吸をして
きみの吐息の悩ましさより
やさしい心をみせてほしい
なんということもない
ふだんのきみの
ぽかぽか
ふたりはぽかぽかになり
瞳にやさしい虹が架かる
やさしいはるのはじまり
やさしさはつのるばかり
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。