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年末の魔王様①


 大事件後、多くの場所で冬支度が始まった。唐突に妖精やエレメントたちが活性化し。寒さが北からやってくると予報される。そんな中で暖房方法を考える中、私はトキヤに聞いてみる。


「冬、来るらしいね」


「そうだな。お前、のんきにしてるけど年末年始忙しいぞ」


「なんで?」


「年末を締める儀式と年始を無事を祈願する仕事がある」


「……え、魔王ってそんな事をしてたの?」


「今年から」


「……だれが決めたの」


「九大族長。全員ここに集まる」


「ほぉ、全員首を洗って持ってくるんだね」


「ネフィア、仕方ないんだ。でっこれがスケジュール」


 私はそのスケジュールを貰う。朝からびっしり書かれており。面白いのがボール投げ、英魔の未来と書かれたボールを全力で私が投げて転がし。年明け後、拾うと言う儀式。効果がありそうで驚いた。過去の私から未来の私へと言う一人キャッチボール。


 魔法花火に関しては火事になる事件を鑑みて全面縮小。理由は衛兵も休むのだ。軍も休み、攻められたら終わりなほど治安悪化が考えられる。


「危ない事を……」


「そう、だから。お前と9大族長が遊びをする」


「……?」


「夢魔の見た光景を夢に変換し、夢魔の魔石に投影することで遠隔で情報を得られる。夢に距離の概念がない事で出来るらしい。まぁ学園のバカが覗き見を遠隔で見るため開発した技術だ。儲けて結局、風俗通いだがな。面白い話だろ?」


「性欲逞しいことが何よりで……で、なにをするの?」


「一回目は海泉の女神を怒らせようだそうだ」


「何をするの?」


「泉に投げた物で怒るかどうかを実験するそうだ」


「……?」


「毒、流し込み」


「ぶちギレ不可避」


「まぁ、そこはギリギリを狙おうと言うらしい」


 最悪な悪戯であるが……


「かわいそうだからやめようよ」


「まぁこれは却下か。まぁ酒が入ったらわからなくなるだろうから……不明」


「で、他には?」


「大喜利かな。東方でお題を決めて遊ぶ奴な」


「ふむふむ……」


 年末年始、それを映して家に固定させる気かな。でも……


「夢魔の魔石ってそんなに量産出来るの?」


「24時間……働いてるよ。あの子たち」


「かわいそうな」


「でも、売れるからな。今はオメーの日常監視で写してるから」


 私はびっくりして周りを見る。視線を感じていたが監視はあると知っているが、それが放映されているとは思わなかったのだ。


「人型魔族に人気だぞ。入浴から着替えまで」


「奥さんダシに!! 広めてんじゃないわよ!!」


 私は流石に恥ずかしくて胸と股を隠した。


「バカだなぁ……欲に訴えかけるのがいいんだよ。それに、それも今日で終わったしな。次は夢魔のヌードで売るらしい」


「トキヤのばかぁあああああああ!!


 ベットに飛び布団にくるまる。


「いやぁあああ」


「いい悲鳴だ。心に染みる。そして、踊り子でフリフリしてたじゃないか昔は」


「この鬼畜旦那め!! それは若いから出来たの!! 今は流石に無理よ!! 羞恥心すくないからできるの!!」


 旦那のSっ気にデーモンの融合体がこんな所で生かされるとは思わなかった。人の不幸を喰う悪魔め。ごめん、好き。


「まぁ、そんな事だから。忙しいぞ」


「不安しかないよ」


「大丈夫。今年だけだから9大族長がやるのは今年だけ……次からは大道芸人がしてくれるよ。手本がいるんだ。最低ラインでいい」


「……」


 嫌な予感しかせず。私の魔王で初の儀式が始まる。












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