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俺と妹の就寝

この作品は作者がノリと勢いでただただ妄想を書き書き殴っていくだけの物です。

「そんな駄文で大丈夫か?」と言う問いかけに「大丈夫だ、問題無い」と返答のできる方はどうぞ宜しくお願いします。




「そおい!」ブンッ


「うわっぷ!」ボスッ


 雫め、布団に俺を投げやがった……っていうか何で布団が敷いてあるんだよ。

 俺はちゃんと畳んでから襖の収納に片付けた筈だぞ……。


「兄貴が風呂に入ってる間にあたしが出しておいたのさ……、とう!」ボスッ


 それはまた準備がよろしい事で……って飛び込んで来るな!?


「んあー兄貴ぃー……(ギュゥ)」


「ちょ、くっ付くな!」


「いいじゃねーか、膝枕の時は全然くっ付けなかったんだからさぁ……」


 えー我慢してたって事ですかー、そうだったんですかー。


「え、まさかこの体勢で寝るなんて事無いよな!?」


 うつ伏せの上に乗られても寝れる気がしないぞ!?


「んー、確かにこの体勢じゃ兄貴の顔も見えないしなー……」


「いや、それ以前に掛け布団かかって無いから。今の衝撃で全部横に行ったから」


「あ、兄貴の上に乗った時すぐ掛けれるように半分に折っておいたのが駄目だったかー」


「俺の上に飛び込んでくるまでの流れは全部計画通りかよ!」


「……言っとくけど、今更別で寝ようってのは無しだからな?(むぎゅう)」


「うぐっ、キツイ、力、強い、からっ」


 痛い痛い、締まるっ腕が回されてるわき腹が締まるっ

 しかも息がし辛くてキツイ!


「あとくっ付いて寝るのが駄目なんてのも無しだからな!?(ぐぎぎ)」


「わ、分かっ、た、わ、かった、からっ、いいか、げんに、はな、せっ!」


「分かったならいい」


「ぜぇ…ぜぇ…とりあえず一端布団から出て、布団を綺麗に敷き直すぞ」


 今の鯖折のせいで(それから脱出しようとしたせい)布団がグチャグチャになっちまった。


「仕方ねーなー……兄貴そっち持ってくれ」


「はいはい……これでよし、と」


「じゃ、改めて一緒に寝よーぜっ」もぞっ


「分かったから少し落ち着けって……」もぞもぞ


 そして今度こそちゃんとした体勢で布団に入った。

 ……ってか


「やっぱ狭いじゃねぇか……」


「ベットよりはいいじゃねーか」


「いや、普通の仰向けで体の三分の一が出ちまってんぞ」


「じゃあお互いが横向きに寝れば良いんじゃね?

「あー、そうするか」もぞ


「な、あたしに背を向けるんじゃねーよ!」


「いやいや、どういうこっちゃ。お前が横向きにすればって言ったんじゃねーか」


「そうじゃなくてっ、あたしの方を向けって言ってんだよ!」


 え“……


「マジで?」


「マ、ジ、で!」


 そんな強調しなくても……


「いやでもそれじゃあ唯でさえ体がくっ付いてんのに、お互いに真正面なんか向いたら……」


 だって今俺の背中に雫の顔(これは鼻か?)が付いてんだぞ!?


「いいから早く!さっさと、こっち、向けっ」ぐぐぐぐ……


「うお!?」グルン


 無理やり体を回転させられた!?


「えへへぇ…あにきぃ…」ぎゅっ


「ちょ、おい、雫…」


 そんな正面から抱きつくな……


 俺と雫は身長差が10cmほどある。

 そこから雫が少し下にずれてるせいか(多分雫が自分からずれたっぽい)、今雫の顔が俺の胸にうずめられている状態だ。

 しかも雫は俺の背中に手を回しているから離れられないし、雫が俺の胸に顔を擦り付けているせいで色々辛い。

 ……何か腹の下あたりにとんでもなく柔らかい物が当たってるし……いかん!意識するな!妹に反応してしまっては兄貴失格だ!!……でも、こいつ良い匂いするな……。


「んにゃぁ…あにき…あにきぃ…(兄貴の匂いがぁ…んふふ、あにきのにおいが…あー…、あにきあったかいよぉ…)」スリスリスリ……


「く………(やばい、ずっとこの状態は拙いぞ…どうすれば…)」


「んー…ねぇあにきー…」


 ん?何だ、俺の方を見上げて…ってかまた上目遣いか。

 暗がりだって言うのも相まって異常に可愛いんだが……。


「あ、ああ、なんだ?」


「あたま、なでて?」


 なんか凄い幼児退行してるー!?


「わ、わわわわ分かった」なでなで…


 ここは言う通りにしておかないと…


「んふー………、んー…ぎゅってして?」


 くっまた上目遣いだと…!?

 もうやめて!十夜のライフはもうゼロよ!!



 ……し、仕方ない。

 ここでやらなければ幼児退行している雫の事だ、また涙目上目遣いでトドメを刺されるか、泣きながら鯖折かなんかをされる気がする…ってか絶対どちらかをされる!そんな未来が俺には見える!!


「ほ、ほら、ぎゅー……」


 更に抱きしめながら頭を撫でてやればどうだ!?これならば勝てる筈だ!(何にだ)


「んにゃー…んにゅぅ…はぁ、おにいちゃん…わたしいましあわせだよぉ…」ZZzzz


 寝た…か…。


 眠る間際のあの口調、自分を『わたし』と言ったのも、俺を『おにいちゃん』といったのも……


「少しだけど、昔に戻れたんだな……」



 俺も今夜は今まで以上にグッスリ眠れそうだ……



眠っている雫を右手で抱きしめ、左手で頭を撫でてやりながら、俺はそう思った……。

 

 ――――お休み、雫。

これは酷い。

元々酷いクオリティが更に落ちておりますぞ。


……こんな駄目な作者ですがどうかよろしくお願いします。

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