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俺と聡里とデート 2

散々待たせた挙句、こんな内容の物しか書けない作者はもう駄目だ……。

皆俺の屍を越えて行け!


ホントに待たせた時間と文章のクオリティとか文字数とか釣り合って無いですよねー……申し訳なさ過ぎて泣ける。・゜・(ノД`)・゜・。


(ダダダダッダダダッダダダダダダ……)


『撃てッ撃ちまくれェ! 何としてもここを死守しろ!!』


『う、うわー! く、来るなァ! やめ…ギャァァァァァァァァア!!』


『な!? …畜生! ぶっ殺してやる!!』


『ギュオォグルjbmおgpf』(グワッ)


『やめろ! 俺は死にたくない! 死にたくなッ!? ア゛ア゛ァァァァァ!!』



(怖くない)



『皆の仇だ! 食らえェェェェェェェ!!』(ダダダダダダ……)


『馬鹿野郎突っ込みすぎだ! そんなんじゃ戦線を乱すだけ『うわああぁぁぁ……』クソッ遅かったか……!!』



(…全く、怖くない)



『やめろ! やめてくれ!!』


『も、もう駄目だ! 俺は逃げるぞ!!』


『お、俺もだ! もうこれ以上は無理に決まってる!!』


『お前達逃げるな! 俺たちが逃げたら誰がこの街をまもr『ギュアzdgmギュル!』な!? グブォッ!?…、……』


『た、隊長!? う…うわあああぁぁぁぁぁ!!』



 ……コワク、ナイ、デスヨ?(ガタガタガタガタ)



「体が震えてるし涙目だし、何より僕の手を握ってるじゃないか。

 ……ちょっと痛いから力を緩めてくれると嬉しいんだけど」


「ここここ、これはは、お、おおお前がコワクなないようににに……」


「何言ってるのか分かんないよ……。

 フフッ、十夜にこんな弱点があったなんて…フフフフフ……」


「う、うるさい! あと後半聞こえてるんですけど?

 それに前から思ってたけどお前の笑い方ちょっと不気m『ギュォア゛ァアァァアァアア!!』うひぁ!?(ギュッ)」



『あぁ…可愛い、可愛すぎるよ十夜……。

 普段はもっとキリッとした顔でまるでゴキブリみたいにワラワラ出てくる不良を瞬殺できる程の力を持ってるのに…今はもう涙目で大した事のない恐怖音でも目をギュッと瞑って本来なら圧倒的に体の小さい僕に縋り付いて……うわァァァァ可愛すぎるよ十夜ァァァァァ!!』


 …おっと、少し興奮しすぎたかな。鼻血が出てしまった。直ぐ止まったけど。


「うぅ…ちくしょう。こんな事ならちゃんとなんの映画をみるのか聞いとくべきだった……」


 あぁ…十夜は本当に可愛いなぁ……




 やぁみんな。明石聡里(あかしさとり)だよ。


 あれから二人で少し遅めの朝ごはんを食べた後、僕と十夜は映画を見ている所さ。


 題名は…『絶望の宇宙戦争』。ま、よくある宇宙からの侵略者vs地球人…って感じのモノだね。タイトルに入ってる“絶望”の通りハッピーエンドにはならないけど。


 僕は映画が好きだ。趣味でもある。

 別にどんなジャンルが好きだとかは無い。映画だったら基本何でも観るのさ。


 十夜と学校で話す時に「僕は映画が好きで~」って感じの事を言っていたし、それを聞いた十夜が「だったらお勧めの奴とか教えてくれよ」って返して来る事もあった。

 僕が無類の映画好きだって事は十夜も分かっている筈だ。


 それで、デートの予定を決める時、ちょうど良い感じの映画が新しく発表されるし行ってみようって話になった訳だけど…フフフ、十夜の可愛い姿が見えて僕、満足! ……僕のキャラじゃないね、これ。

 十夜に映画の内容を言わなくて良かった。知っていたら絶対に嫌がっただろうからね。


 勿論、十夜に嫌われるかも…だなんて思ったりもしたさ。

 十夜がパニックホラーだとか、ハッピーエンドに繋がらないシリアスが苦手な事は知っていたし。


 でも……

 十夜がその程度で誰かを嫌いになる筈がない。絶対に。


 まぁ十夜の怖がる姿が見たいって欲望の方が大きかった事は内緒だよ? フフッ。


 さて、そろそろこの映画も終わりかな……。




 〇




「あぁ…やっと、終わった…あぁ…疲れた……」


 もうあれだ、疲労困憊(ひろうこんぱい)って奴だ。

 体が凄いダルイ。顔…特に目の周りは真っ赤になってるだろうし、我ながら酷い有様だ。

 ちくせう…聡里め、俺が怖いの駄目な事知っててあんな映画を……。


「はぁ…本当に疲れた……」


「フフフッいやぁ、楽しかったねー映画」


「どこがだ!? あんな地球側の兵士がボロクソにされるグロ映画のどこが良かった!?」


 確かに映像とか凄い綺麗だったし、迫力満点で良くできてたような気もしたけどな……。

 途中から殆ど目瞑って聡里にくっ付いて震えてただけだったしな…情けない……。


「いやぁ…あの映画の監督は最近売れだした人でね? 僕もチェックしてたんだよ。

 やっぱり彼の作る作品は、登場人物の恐怖って感情を上手く表現しているね」


 感情は感情でも、出来れば“喜び”だとか“幸福感”とかを出して欲しいんだがマジで。


 というかそんな事よりもだな……


「くっそー…最後映画館から出る時の周りの人の表情見たか? 完全に笑われてただろあれ……」


 映画の内容が内容だったから来てる人は男が多かったけど、少数ながら女性もいたんだよなぁ……。

 殆どの人が俺の姿(大の男が自分より小さな女の子にひっ付いて涙目で震えている)を見て笑ってたんだよな…本気で恥ずかしかった……。(orz)

 何故か俺を見て舌舐めずりしていた人もいたけど、あれは何だったんだろうか。


「フフッあの映画を見に来る人の大半がホラーが好きか、ドが頭に着くSの人だからね」


 なにそれこわい。


 ……え、ホントに怖いんだが。と言うかそれ関係あるの!? いや無いよね!?


「ンフフ…どうだろうね?

 少なくとも、僕は舌舐めずりしそうになったけどね……」(じゅるり)


 してるじゃん……。


 もうやだぁ…おれつかれた…つかれたよ……。


「あらら、本当に疲労困憊状態だね。

 ……あ、あそこので少し休んでいくかい? ベンチの一つぐらいはあるだろうしね」


 そう言って正面に見えた公園を指差す聡里。

 ありがたい…実は未だに足が震えてるのは内緒な?


「十夜の足も凄い震えてるし、このままじゃどこにも行けないもんね」


 ちょwwおまwwwおま……orz




 〇




「さて、と言うわけで公園に着いた訳だが……」


「うん? どうしたんだい?」


 正直言い辛いんだが……


「眠い」


「子供だね」


 うっさいわ! ホントに怖かったんだよ精神的負担が大きかったんだよ!!


「じゃあ寝たらいいんじゃないかな?」


 ……ぇえ?


「俺が寝ている間、お前はどうするんだ?」


 流石に暇だと思うんだが。


「僕は君と二人っきりでいられるだけでも楽しいからね。それに……」


 それに?



「―――君の寝顔を見てるだけでも、時間は潰せるさ」


 なにそれはずい。


「あ、勿論膝枕はさせてくれるんだろうね?」


「えぇ!?」


 流石にそれは申し訳ないというか……。


「フフッ何を言うんだ君は? 君がそんなに疲れ果ててしまったのは僕のせいじゃないか。

 そのお詫びみたいなものだし、君が気にする必要は全く無いよ」


 そ、そうなの…か……?


「そうなんだよ。

 ―――ほら、早くおいで?」(ポンポン)


 ベンチに座って自分の太ももを叩きながらそう言う聡里。

 これは…観念するしかなさそうだなぁ……。


「不束者ですが、よろしくお願いします」


「あははっ何を言うんだい君はっ! くっフフフフフ……」

次回は聡里と十夜の馴れ初め的な話にする予定。

予定は未定とも言うけれど。




―――この作品について。


感想返しでも言ったんですけど、元々この作品を書く時に決めた目標は完結ともう一つあったんですよ。


↓これです↓


【目標其ノ弐】お気に入り登録100ぐらい行ったらいいなァ……。




…どう見ても“目標”ではなく“願望”ですが、それは置いといて。


あるぇ…何かお気に入り登録370行ってるんですけど。

何ですかね、これ。私の目がおかしくなったんですかね。



……いつになるか分からないですけど、また次の投稿でお会いしましょう。

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