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俺と不良教師の宣戦布告(?)

今回◆(回想)の間、試験的に第三者視点をやってみた。

微妙かもしれない。そんな人はブラウザバックですよ!



……内容も微妙かもしれない。そんな人もブラウz(ry

前回のあらすじ!


・担任教師に備品整理の手伝いを求められた

・手伝ったらお礼に抱きしめ…!?折れる死ぬアッー!

・気絶して保健室

・何か話してたら襲ってきておいばかやめくぁwせdrftgyふじこlp







 ……さて、あれから俺は家に帰った訳だが。

 あ、ちなみに俺が気絶している間に今日の授業は終わってたんだと。…大体2時間、いや3時間近くもの間気絶していたんだそうだ。


 で、俺が神崎先生に襲われてからどうなったかと言うと―――。




 ◆




「もう我慢出来ねェ! うおおお十夜ァァァアァァアァァァァァアア!!」


「うわどこ触ってやめくぁwせdrftgyふじこlp」


 その完全に我を忘れた眼と行動に声にならない悲鳴を上げる十夜。

 しかもこの変態教師、思った以上に力が強く簡単に引き剥がす事が出来ない。


「この変態やめろォォォォオォォオォオォオオォ!?

 ちょっ本当にどこ触ってやがる!? うわっパンツ脱がせようとするなァッ!?」


 暫くの間、十夜は服を脱がせようとしてくる教師相手にひたすら奮闘していた。


「良いだろ? 良いじゃねぇか十夜ァ! 俺みてぇな美人にヤられるんだからよォ!?


「んなモン関係無いから!? それ以前に俺とあんたは教師と生徒だろ! こんな事他の学校関係者に見られたらあんたも俺も拙いんじゃねーのか!?」


 不純異性交遊と言うのは本来、教師としてはかなり拙い事である。しかもこの教師は普段の言動が完全に不良である為、教頭に嫌われていた。これ幸いと周りに言いふらす事もあるかもしれない。もしそうなったら……。


「んー? 瀬川、もしかして俺の事心配してくれてんのか?」


「あ、当たり前だろ! 俺のせいであんたが仕事辞める羽目になるのは嫌だし……」


 こんな風に誰かを心配する事が彼は少し気恥ずかしかった。

 これが妹など、自分の身内認定された者達ならこうは行かなかっただろうが……。

 彼はその恥ずかしさのあまり顔を背けてしまった。……頬を赤く染めながら。


 こんな仕草をするから余計に暴走すると何故分からないのか……。(鈍感&バカだからです)


「……お前」


「え?」


「……お前って奴は……」


 彼は困惑した。

 先ほどまで明らかに暴走していた彼女が、突然真剣な表情をして、真剣な声色で話し出したからだ。

 先程の彼女とは違いすぎる。


「もう、いい。お前は俺の弟にはしない」


「いや元々あんたの弟じゃないけど……」


「俺はお前に惚れた。だからお前は俺の弟じゃなくて……


 俺の【旦那】にするわ」


「……え? Why? ホワイ? 何故?」


「さっきまでは姉として弟とのスキンシップだったけど……」


「嘘つけ! スキンシップでパンツを脱がせるっておかしいだろ!? それにあんたの目も完全にイッてたから!!」


 そんな突っ込みをしている暇では無かった。

 何故ならたった今真剣な表情ををしていた彼女に、また熱っぽい雰囲気が戻ってきたからだ。

 このままじっとしていてはまた襲われてしまう。


「今から、お前を俺のモノにする。覚悟しろよ?」


「『覚悟しろよ?』じゃねーYO! 何好き勝手言ってんだおいィ!?

うおぉぉおぉぉおおおぉ俺は逃げるぞォォオォォォオォ!!」


「逃がす訳ねぇだろ……?」ガシッ


「うわっ!?」


 十夜何とか拘束から抜け出す事に成功し扉まで走り出そうとしたが、その腕を掴まれてしまう。

 その所為で十夜は勢い余って転倒。十夜が倒れている隙に神崎はまた十夜を引き戻し、今度は十夜に馬乗りの態勢となった。


「うおぉぉぉ放せえぇぇぇ!!」


 当然十夜は抜け出そうとした。

 今まで何とか守り続けた貞操をこんな所で失うなど彼に納得出来る筈か無い。

 彼は自分が本当に愛した女性の為に取っておくと誓ったのだ。……まぁその誓いを粉砕しようと、妹やその親友、彼のクラスメイトの女性が画策しているのだが。


「へへっ逃がさねぇっつってんだろォ……?」


「うおぉぉぉ拘束が外れないぃ!? アンタどれだけ力強いんだよ!!」


 彼は知らない。この女性、神崎奈々が元々ある女性不良グループのリーダーだった事を。

 彼は知らない。神崎奈々が属したグループが、当時存在した不良グループの仲でも最強であった事を。

 彼は知らなかった。そのグループが最強の座を手に入れられたのは、そのリーダーたる彼女の“怪力”があったからである事を……。


「じゃ、頂きまーす」


「ギャーッ! 何か夢に見た光景みたいになったぁあぁぁああぁああ!?


 【雫助けて】くれえぇぇえぇぇえぇ!!」



 ―――瞬間。



 ドドドドドドド……ドガァッ!


「兄貴に手を出す糞野郎は此処かオラァァァ!?」


 十夜にとっての救世主到来である。




 ◆




 ―――とまぁ、こんな感じで俺は助かった訳だ。


 ……え? 結局雫が来てからどうなったかって?

 いや、その…正直怖くてあんまり言いたくないんだが……。


 その時の会話はこんな感じだ。


『へぇ…お前が十夜の妹か。噂は聞いてるぜ?』


『アンタは…チッ、よりにもよって“ストレングスガールズ”のリーダー、神崎奈々か!!』


『…へー、俺の事知ってんのか。じゃあ俺とお前の力量差は分かってんだろ? そら、十夜を俺によこせ』


『…アンタの力の強さは知ってる。あたしがアンタに勝てないだろうって事も……』


『だったら『でもっ! それでもアンタにあたしの兄貴はやらねぇ! 絶対にだ!!』……面白ぇ、面白いじゃねぇか! 俺に真っ向から勝負を挑んで来るとはなァ!? …いいぜ、今回は引いてやるよ。……でもなァ?


 ―――俺は絶対に十夜を貰う。それは確定事項だ。分かったな?』


『絶対、兄貴は渡さねー……』


『ふんっ…じゃあな』


『あぁ…じゃあな』



 ―――こんな感じだったんだが、一つ言わせてくれ。


 ……これ、何の漫画?


「んにゃー…あにきぃ……」スリスリ


 ちょっ雫、いきなり抱きつくなって。


「やだ。ん~兄貴は絶対にあたしが守るからな。

 あたし1人で無理だったら、美咲と聡里も巻き込んでさ」


 え、あの二人も巻き込むのか……?


 神崎先生も子供相手に本気を出したりはしないだろうしあの二人まで巻き込む必要は無いと思うんだが……。


「何言ってんだよ兄貴。あいつは兄貴を狙ってんだぞ? あの二人も兄貴が好きなんだし、事情を話したらあいつらから協力してくるに決まってんじゃねーか」


 えぇ…そこまでするほどの事なのかね……?


「(ハァ…)兄貴は何にも分かってねぇなぁ…。あのな? あいつは元々凄い強い不良グループのリーダーだったんだぞ? 流石に元グループのメンバーを使ってくる事は無いだろうけど、それでもあいつ一人で相当の力を持ってんだ。……あたし1人でも無理だったらって言ったけど、正直それが無理なのは分かり切ってる。二人の協力が無けりゃ無理だ。兄貴の貞操が奪われちまう。

……だから! あたしと美咲、聡里の3人であいつをやっつけるんだよ!!」


 お、おう。分かった…うん、分かったと思う。多分……。(←イマイチテンションに付いて行けない)


「兄貴、絶対にあたしらが守って見せるからな……!」


 ……無理やり相手を襲う(性的なry)事って犯罪だよな?

 あ、でも実際今日食われかけたしな……。


 いやでも……



 ―――妹が決意(?)を固める横で、俺は無意味な思考に耽っているのだったとさ。


逆レ〇プだって犯罪です!通報すれば余裕で逮捕されます!!

…まぁ通報される事は結構少ないらしいですが。


今回内容がおかしい所多いかも。

でも神崎奈々の登場により、雫&美咲&聡里の3人の結束力が上がります。


相変わらず話が進まない件について。

申し訳ない。誠に申し訳ない……。

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