俺と保健室にて
そうだよ、一話がたった2000文字程度の作品なんだ!
こんな投稿速度が普通なんだよ!!
…くっ、正直色々ギリギリだ……。
「ふぅん…凡骨め。この程度の事でギリギリとは。所詮凡骨だな」
な、社長! 何故ここに!?
「貴様に知る権利は無い。―――やれオベリスク! ゴットハンドクラッシャー!!」
アッー!
「…お……」
ん? 何だ…?
「あ…き…」
うるさいな…寝かせてくれよ……。
「せ……い…」
はぁ…これじゃあ寝られ無いじゃないか。ったく……。
「起きないか。ふむ……仕方ない、起きない十夜が悪いんだ。僕達は悪くないよね?」
「そりゃそうだ。あたし等は何回も起こそうとしたのに起きない兄貴が悪いんだよ!」
「静かにしなさい雫ちゃん。先輩が起きちゃうでしょ?」
「そうだぞ雫。ここで起きられてしまっては困る…うん、反省してくれたならいいさ……。
さて、じゃあそろそろ頂こうか?」
「そうだな、あんまり時間かけたくないし」
「先輩が起きるのも時間の問題ですもんね」
「……じゃあ頂こうか、十夜の貞操を。それでは!」
「「「頂きます!!」」」
そう言って3人の手が俺のズボンに……
って、ちょっ
「ちょっと待てぇぇぇえぇぇえぇい!?」ガバッ
「うおッ!?」
っは!? あれ?
…夢、か……? 夢か…良かった……。
実に恐ろしい夢だった……。
む、この微かなアルコール匂い…保健室か?
視界の端に何度か見た事のあるカーテンがあるし、保健室のベットで寝かされているようだ。
ちなみに何度か寝る為だけに此処に来た事があります。スンマセン。
「…おい瀬川どうした?」
……というか何でいきなりあんな夢を見たんだ俺は?
まさか予知夢とか? HAHAHAHAHA! サスガニソレハナイナ!
……え、違うよね? 唯の夢だよね? 空想だよね?
いかん、心配になって来た。それにいくら俺の事を好いてくれているとはいえ、3人同時だと……?
俺普通に駄目な奴じゃね? しかも1人は妹だし。……まぁ“義理の”が付くけど。
「おーい聞いてんのかー? 瀬川ー。瀬川十夜くーん?」
あ、そういえば明後日の…その、デ、デートはどうしよう……。
今まで一度も彼女がいた事なんて無かったし、それはつまりデ、デート…もした事が無い訳で……。
俺が今まで一緒に外に遊びに行った年の近い異性なんて雫ぐらいだぞ? しかもそんな風に意識してなかった頃の。……いや、今は意識してるって言うかその何て言うか俺は別にその、
「オイコラ瀬川ァ! なぁにお姉ちゃんを無視してんだコラァ!?」
あ痛ッ!?
「誰だいきなり殴りやがっtうわすんません先生ちょっとそんな怖い目で見ないで下さいマジで」
う、本当に痛い。結構マジな一撃を頭に貰ったっぽい……。というか俺を絞め落とした事と良いどんな腕力だよ……。
何というゴリr「アァ?」何でも無いです。……というか今何でいきなり殴ったんですかね。
「そんなモンお前がお姉ちゃんを無視したからだろうが。俺は何回も呼んだぞ?」
「あー…すんません。何か考え事してる最中は周りへの意識が散漫になるんですよ。
攻撃とかは気付けるんですけdってあれ? 何で神崎先生の攻撃は気付けなかったんだ? 気を許してる相手じゃ無ければ察知出来る筈なのに……」
……あれ、本当に何でだ? 俺がそこまで気を許してる相手なんて雫とかの家族、聡里と美咲ちゃん位の筈なんだが。……っていかん、また思考の海に沈む所だった。また殴られたくない。
「へぇ…つまりお前はそれだけ俺に気を許してるって事か? クククッ、お姉ちゃん嬉しいゾ☆」
……そういえばさっきからお姉ちゃんって何の事ですかね? 今まで聞こえなかった振りしてましたけど。
「んー? 俺はお前が気に入ったって言っただろ? だからお前を俺の弟にするって事だ。
俺は昔から弟が欲しくてなぁ……。お前はぴったりなんだよ。可愛いし弄り甲斐があるし、美味しそうだし……ぐふふ」
……最後のは聞かなかった事にします。
「っていうか俺が先生の攻撃に気付けなかった理由が分かった……」
「お? 分かったのか。じゃあ言ってみろよ」
「神崎先生ってさ、雫…あー…俺の妹に何か似てるんですよ色々と。だから雫と被って攻撃に気付けなかったんじゃないかなぁ……と」
「へぇ…俺がお前の妹に、ねぇ……。まぁお前の妹の噂はしってるけどなぁ……」
いやでもよく考えてみると本当に似てるんだよな……。
口調も結構似てるし、女性にしては高めの身長もそうだし。髪型も雫と同じポニテだし。まぁ先生の髪は茶髪だけど。……あと、その…胸が大きい所とかも……。
……………
「確かに、雫にお姉ちゃんがいればこんな感じなのかもなぁ……」
「お姉ちゃん! 凄いキュンと来た! おい瀬川…じゃない、十夜! 今度は俺に向かってお姉ちゃんって言ってみろ!!」
ちょっ力強いッ肩が潰れるって!?
「早く言えオラッ! 本気で潰すぞ!?」
……ダメだこの人マジだ。
仕方ない、ここは大人しく従うしかないか。肩潰されたくないし。
―――うわ、すっごい恥ずかしい……。
「(くっ)…お、おねー、ちゃん……?」
うおぉぉぉおぉ恥ずかしぃ! 俺のキャラじゃ無いってこれ!!
「(キューン)…か……」
…? か?
「可愛いぃぃぃぃいぃぃいいいいぃいい!!」ガバッ
うおおぉぉおぉおおぉぉおぉおぉぉぉおぉぉお!?
「何だこれちくしょう可愛いなオイ上目遣いで頬を赤らめながらとかどこの萌えキャラだよ!
お前マジ可愛い愛してるってかもう教師とか生徒とか関係ねェ! ここで食ってやろうか……」
何かハァハァしてるー!?
ヤバい俺何か起こしてはいけないモノを起こしてしまったっぽい!
何か目がイッてるし手をワキワキしてるしハァハァしてるし身の危険しか感じな―――
「もう我慢出来ねェ! うおおお十夜ァァァアァァアァァァァァアア!!」
うわどこ触ってやめくぁwせdrftgyふじこlp
しかしあれだ。本当に2000文字って短いですよねー。
この程度の文を描くのに1週間かかる自分なんてダメダメDEATHよねー……。
フ…フフフ……。
(´;ω;`)ブワッ
…………
……
…
(´;ω:;.:...ココロガオレソウダ……