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もしもアリシアがはっちゃけて、十夜が押し切られてしまったら ~義妹ルートEND~

禁断の義妹ルート。

内容はタイトル通り。

別に読まなくても本編に影響は無い。




……多分。

「えーっと…本気ですか? 母上」


『別に良いじゃない? 雫ちゃんは良い子だしさ。……それはあなたが一番良く知ってるでしょ?』


 そりゃまぁそうだが……


「いくら血が繋がっていないにしても……俺と雫は兄妹なんだぞ?」


 たまに意識した事はあっても、“自分はあいつの兄貴だ”って言い聞かせて意識から追い出してきたのに……今更あいつをそんな目で見るわけには……。


『何を悩んでるんだか。……もう既にキスまでしちゃってるんでしょ? 正直言って兄妹だからどうこう言えるような状況だとは思えないのだけれど?』


 ぐぬぬ…し、しかし……


『というかさ』


 ぐぬぬ……ぬ?


『もう私が雫ちゃんに全部話せばそれでオッケーよね?』


「おいばかやめろ」


 本当にヤメロ


『そうよ何で気付かなかったのかしら十夜と雫ちゃんの子供だなんて反対する理由なんて全く無いのに寧ろ大賛成なのに一々十夜を説得するなんて面倒なことする必要無かったんだわどうせ十夜は気付いてないだけで話に出た三人以外の女性にも好かれてるんだろうしそんな良く知らない女に奪われるくらいなら私の娘で最高に可愛い雫ちゃんと結婚させた方が良いに決まってるわ良しそうしましょう決定ねあでも一応朝一さんには言っておくべきかしらそうね十夜は元々あの人の子供なんだしあの人の親友である朝一さんに言わずに全部勝手に進めるなんてダメよねまぁどうせ朝一さんも反対しないでしょうけど寧ろ賛成でしょうけどそろそろ仕事が終わる頃だけどまだかしらあんまり時間が掛かっちゃうと私も我慢の限界が(ガチャッ)『いやーやっと仕事が終わったよ……ん? アリシアどうしたんだい? そんなに見られると少し照れてしまうなぁ……』お帰り朝一さんいきなりで悪いのだけれど十夜と雫ちゃんを結婚させようと思うのだけどいいかしら?『ん? 十夜と雫が結婚? ……いいね、それ。あの子達ももうそんな年頃かぁ…。いやはや、親がいなくても子は育つんだねぇ…。うん、あの子達二人が結ばれるのは良いと思うよ? あいつの息子と僕の娘が結婚だなんて反対する理由も無いし…寧ろ大賛成さ!』……うふふ、じゃあそう言う事でねー。十夜も今のうちに覚悟しておくのよー?』(ガチャッ)


(´・ω・`)………


…………………………


………………………………


……………………………………


……………………………………(´・ω:;.:...


 オレオワタ(色んな意味で)




 〇




「あぁ! あぁぁぁぁぁぁぁん!! 兄貴ィィィィィィィ愛してるよォォォォォォォ!!」ガバッ


「ちょ、おいやめろ雫俺とおまえは兄妹であってウボアー!」


「だってあたしと兄貴は血が繋がって無いんだろ!? だったらそんなの関係ねーじゃねーかァ!!」


「それでも俺は兄としてお前と結ばれる訳には「うるせぇ!」んむ!?」


 ちょっまだ話してる最中!


「あぁもう細かい事をグダグダうっせぇんだよ兄貴は! そんなに兄貴が嫌なら無理やり貞操奪ってやるよ……へへへ、既成事実を作っちまえばあたしと結婚するしかねーだろ……?」


 色々すっ飛ばしすぎだろその結論!?


「あぁん…やっと兄貴と結ばれるんだなァ…ずっと、ずっとずっとずっとずっとずぅーっと我慢してきたんだ…今までは血の繋がりがあると思ってたからどうしても二の足踏んじまってたけど、血が繋がって無いなら我慢する必要もねェ…。あにき…暫くの間はずっとエッチして過ごそうな? 本当の事今まで知ってたのに隠してた兄貴が悪いんだぞ? あたしはずっと我慢してたんだから……」


 あは、あはははははははははは………。



 俺\(^o^)/オワタ



「あにきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」




 〇



「あ! あなた…この子今蹴ったわよ? もうすぐ生まれるのね……」


「あ、ああ…そうだな、生まれるんだな……」


 結局俺と雫はあのまま逃げる事も出来ず、結婚する事になった。……俗に言う出来ちゃった婚だ。

 毎日毎日発情した獣の如くヤッてたらそりゃ子供もできるわな……。


 しかしまぁ、最近はこの性活…おっと違う…この生活も良いと思うようになってきた。

 雫も俺の事を凄い愛してくれている事は良く分かるし、俺も雫の愛に報いるべきなんだと気付いたからだ。……正直雫の思い通りになったって事は否定できない。

 でも、雫に襲われた時(性的な意味で)、俺は本当に嫌だったら雫を傷つける覚悟で抵抗すれば逃げる事は出来たのだ。

 それをしなかったという事は…やっぱり俺も雫の事を心のどこかで意識していたんだと思う。




―――――まぁ現実に子供ができちまったんだし、俺はこの現実を受け入れて生きて行こう。


 ……父親として。


 そして……




「これからよろしくな? 雫……」


「あたりまえでしょ? あなた♪」




 ……雫の夫として、な?



                   ~義妹END~


今年の更新はこれで最後です。

また来年お会いしましょう!




続きを期待してる人がどれだけいるかは知らないけど。

私、迷彩も適当に頑張ります。適当に。

ひっそりやっていきますよ。ひっそりとね。もの凄い人気が出るような作品を書けるほどの文才も無いですし。




お雑煮食べたい。甘酒飲みたい。元気に過ごしたい。

読者様方も健康でいましょうね!作者は微妙ですけど!!

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