俺の学校生活
この作品は作者の妄想をグダグダ書き連ねていくだけの作品でござる。
気に入らない事があったりしちゃう方は戻るを押してくだされ。
妹と二人で食事を取る。
今まで何度もあったいつもの光景だ。
「兄貴、ご飯お代わり」
「あいよ」
雫は女の子の割に結構な量を食べる。
……正直太らないのが疑問だが、そこはこの子の問題だろう。
今までそれで太りはしなかったしな。
「それで雫、今日も放課後は部室か?」
「もぐもぐ……ごくっ そうだよ。兄貴も来るんだろ?」
「まぁ他にやる事も無いし構わんがそろそろ部活っぽい事をした方が良くないか?」
「別に良いじゃねぇか。今までそれでやってきたし、あたしは今を気に入ってるしなー」
我が妹は部活に入っている。
――――その名も護身術部――――
何だそれ?と思うのも仕方がない。
この部は雫が作った部活だからだ。
部の活動内容としては名前通り、護身術を習うものだ。
別に何を習うか決まっているわけではなく、ただ自分の身を守れるように鍛えようっていうものでしかない。
部員は部の創設者であり部長である雫と部員である俺、美咲ちゃんの3人だけで、そもそも人数が一人足りないため”部”ですら無く、”同好会”となっているのだが。
というか格闘系の部活は既に、
・柔道部
・空手部
・合気道部
・ボクシング部
・テコンドー部
・レスリング部
・相撲部
……と、正直俺もあまり把握できてないから全部は言えないがパッと思いついただけでこれだけあるのだ。
マイナーな物も加えればもっと沢山の格闘系の部活がある事だろうし、部長である雫がまともに部員の勧誘をする気が無く、部の宣伝すらしていないためそもそも護身術部の存在すら知らない人間の方が多いだろう。
……というか俺の友人以外で知っている奴は全然いないと思う。
そもそもさっき言った部活内容も建前でしかなく、道場があるわけでもないので、(元々まともにやる気がなかった雫が道場の使用申請をしなかったため)ただ部室に3人で集まって喋ったりするだけのものでしか無い。
これって護身術部じゃなくて休憩部じゃね?と何度も思ったもんだ。
実際に部活の名前に合うような事は全くしてないし。
「せめてもう一人くらい部員を確保した方がいいんじゃないか?ずっと同好会じゃ格好付かん気がするんだが」
「もぐもぐ……ごくっ 別に良いじゃねぇか。あたしと兄貴、それと美咲の三人がいればさ。同好会だからって潰される訳じゃねぇしよ」
「確かにそうだけどな……」
まぁ無駄にデカイ学校だからその分部屋が余ってるのは当然なわけで……
というか護身術を学ぼうと思ってる人間は合気道部とかに行くだろうし、入る人間は早々いないか……
そもそも新入りが入る可能性があったとしても雫が怖いだろうし……雫が知らない人間の入部を歓迎するわけないし、雫を知っている人間は基本雫を怖がっているからなぁ。
……部活(?)の事を考えていたせいで食事があまり進んでいない、いい加減ちゃんと食べ始めよう。
「ごちそうさま」
「ってはや!?」
「いや、あたしが早いんじゃなくて兄貴が遅いんだろ?また何か考え事してたのか?」
「いやいや考え事はしてたけど俺が遅いなんて事は……」
ってかまだ食べ始めてから20分しか経って無……って20分!?
わーお、思ったより時間が経っていたようだ。
また無駄に思考に没頭してしまった……。
「じゃああたしは先に行っとくからなー!」ガチャッ
どうやら雫は行ってしまったようだ。
……待っていてはくれませんよねー……。
仕方ない、急いで食事&戸締り等の出発準備を済ますとしよう。
〇
学校に着いた。
俺や雫の通う学校はかなりでかい。
どの位かと言うと……とりあえずバカみたいにデカイと考えてくれ。
朝も言った通り俺は説明とかが苦手なんだ。スマン。
それよりもとっとと教室に行くとしよう、朝色々手間取ったのもあって時間があまり無い。
キーンコーンカーンコーン……
ってヤベェ!ダッシュだぜえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……
〇
「ゼェ…ゼェ…死ぬ…嘘…死にはしない…俺は…ミラクル…」
何とか間に合いました。
超絶疲れたけど。
校門に入った直後に本令の鐘が鳴ってそこから靴を履き替え、割と遠い校舎まで行き
階段を上る。
それをずっと全力疾走で行ったせいでかなり疲れた。
……担任が少し遅れて来たおかげで助かった。
「あーこれより出席を取るから、元気に返事するようにー」
しかし危なかった。
俺のクラスは遅刻すると鞭で叩かれ……はしないが、担任が英語教師な為英語の課題プリントをやらされる&英語の成績の意欲・関心の部分にマイナス評価が付くのだ。
クラスというか担任教師の方針だな。
普段の態度はやる気なさげなくせに、その態度に見合わないシビアな評価を付けやがる。
まぁその分クラスに何らかの形で貢献するとプラス評価を付けてくれるし、まともな学校生活を送っている生徒にとっては割と良い先生だ。
俺だって今日は少し遅れかけたけど普段は余裕を持って登校してるし。
「瀬川ー、瀬川はいないのかー?返事が無いって事は欠席でいいんだなー」
おうふ、ヤバい呼ばれてるじゃないか。
「あーすいません先生。瀬川十夜出席してまーす」
「おーいたか……ったく、次はもっと早く返事しろよー?」
「すんません」
……そういえばずっと名前を言って無かったな。
俺の名前は瀬川十夜だ。
これからよろしく頼む。
お気に入り登録をしてくれている人がいる…だと…?
良いんですか、こんな駄文を登録しちまって?
こ、こここ後悔すすするんじゃねぇぞコノヤロウ!
……登録ありがとね、ありがと。