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俺と妹と聡里と美咲ちゃんの修羅場(?)

迷彩です…執筆中、何故かデータが飛びました。それはこの話がほとんど書き終わる直前の事だったとです。


迷彩です…最近話の展開がうまく浮かばないとです。


迷彩です…正直言ってもう少し感想が欲しいとです。(願望)


迷彩です…迷彩です……迷彩です………。

「んにゃあ…兄貴ぃ……」


「はぁ…明日はどうしたもんか……」


 現在俺は妹に抱きしめられています。


 あの後俺と雫は家に帰ってきたんだが……。

 色々あってまた雫と一緒に寝る羽目になったぜ。

 とりあえずあの後どうなったのか回想に入るとしよう。




 ▲ ▼ ▲ ▼ ▲ 




「おい美咲…? テメェ何してやがんだ……?」


「僕の十夜に一体何をしてるんだい……?」


「あら、二人とも分からないのかしら? キスに決まってるじゃない☆」


 ヤバい、普段ムスッとしてる雫の表情が完全な無表情になってる。

 しかも口調もいつも以上に荒くなってるし、ヤンキーモードに移行したっぽいな。

 ……普段俺には見せないのに、俺の目の前でああなるって事はそれだけ怒ってるって事か……。


 聡里も無表情ではあるけど、思いっきり額に青筋ういてるし。

 というか聡里。お前はどさくさに紛れて何を言ってるんだ……。


 美咲ちゃんもそんなあからさまに挑発するのは止した方が……。

 口調もさながらそんな胡散臭い笑顔でいったらそれこそ火に油を注いでるようなものだろうに。

 まだ完全にはヤンキーモードに移行してる訳でもないみたいだし、ちゃんと謝ったらまだ間に合うレベルの筈だぞ……?


「んな事聞いてんじゃねぇよ! テメェがなんで兄貴にキスしてんだって聞いてんだろうが! あァ!?」


「(ビクッ)そ、そうだよ、何を勝手にキスなんてしてるんだい? まさか勢いだなんて言うんじゃないだろうね……?」


「あ…あ、あらあら。別にキス程度構わないでしょ? 減る物でもないんだし」


 ほら、雫が完全にヤンキーモードに移行しちゃったじゃないか。

 聡里は…ちょっと雫にビビってたけどすぐ持ち直したみたいだな。

 美咲ちゃんは手が震えてるけど。


「おい兄貴!」


 え? 俺? このタイミングでか…?


「兄貴はキスって初めてだよなァ!?(ってかあたしの知らない所でキスとかしてたら……ユルサナイ)」


「え? あぁ、確かにキスなんて初めてだけど……っ!?」


 そうだ、俺ファーストキスじゃん。

 減るもんじゃねーよ無くなるもんだよ……。


「気が合いますね先輩! あたしもファーストキスだったんですよ?」


「「テメー(君は)は黙ってろ」」「はいぃ……」


 うわぁ、俺ファーストキス奪われちゃったんだ……ハハハッ。

 もうお婿に行けない…。orz

 心から好きになった人の為に取っておこうって決めたのに……。

 女々しいだ? そんな事はしらん!

 俺が決めた事を他人にどうこう言われる筋合いは無い!!


 ま、その「決めた事」ももう無意味ですけどねー…ハハハハハッ……はぁ………orz


 とりあえずもう過ぎた事だ。今は現状を把握する事に努めよう…………。


「おい美咲ィ…お前覚悟出来てんだろうなァ?」


「十夜のファーストキスを奪うなんて許せないなぁ…これはお仕置きが必要だね…?」


「あらあら、あなた達何をする気かしら……?(ダラダラ)」


 こりゃいかん。

 雫と聡里の怒りが天元突破してる。

 というか何で二人がそんなに怒ってるんだ?

 一番怒って…いや、怒ってはいないな。

 一番悲しいのはファーストキスを奪われた俺なんだが……。


 美咲ちゃんも流石にヤバい状況だって事に気付いたようで、冷や汗をダラダラながしていて全くと言っていいほど冷静さを装えていない。


 ―――――っつーか二人とも何をする気だ……?


「流石に兄貴のファーストキスを奪った責任は重いぜェ…? 残念ながらあたしは平和主義者じゃねーからなァ…。時には暴力を振るう事もあるよなァ……?」


「フフッ、僕は普段暴力を振るう事なんて無いんだけどね? 流石に今回は許せないなぁ…。(スッ)」


「あ、あらあら……?(こ、これは流石に…逃げた方がいいかしら……?)」


 暴力ですか。そうですか……。

 って流石に暴力は不味くない!?


「お、おい二人とも。流石に暴力h「「兄貴は(十夜は)黙ってろ!(黙ってて!)」」はい……」


 ダメだ。無理だ。怖い。止められるわけが無い。にゃんこ撫でたい犬でも良い(←現実逃避)


「(流石に分が悪い…)三十六計逃げるに如かず!(ダッ)」


「待てやごらァ! あたしから逃げられると思ってんのかァ!?(ダッ)」


「許さない。絶対に許さない。許さないゆるさないユルサナイ……(ダッ)」


 はぁ…今日の晩飯はなににしようかな……。




 〇




 ……おや? いつの間にか結構時間が経っていたいたようだ。

 時計を見ると、部活が始まったのが(活動と言えるような事はしていないが今更な事である)四時半頃で、そこから15分くらい経ってからあの修羅場(?)が始まって……。

 そこからあまり記憶が鮮明じゃないけど…とりあえず今のじかんは5時半。

 修羅場の空気は途中から無くなっていた気がするから(三人が部室から消えた為)、かなり長い間俺はあっちの世界に行ってたんだな……。


 というか三人ともいないって事はもう帰ったのか?いやでも………



 ガチャッ



「あれ、兄貴? まだここにいたのか」


 ん? 雫?


「お前帰ったんじゃなかったのか?」


「美咲を追いかけて行ったんだけどな。あいつ途中でタクシーに乗りやがって……」


 なるほど。流石に車には勝てないから荷物を取りに戻ってきたのか。

 でもどんだけ追いかけてたんだよ……。


「しばらくの間はタクシーを追いかけてたんだけどなぁ……気づいたらあんまり知らない所に出てたから帰ってくるのに苦労したぜ」


「そ、そうか……」


 ま、まぁ雫のストレスもかなり解消されたみたいだしいいのか…?

 ヤンキーモードになって無いって事はそういう事なんだろうし。


 あ、そういえば……


「聡里はどうした? 一緒にいなくなったんじゃ…」


「あいつはすぐバテやがったからな…途中であいつの家にあたしが運んでやったんだよ。その間に美咲がタクシー呼んだみたいでな…あいつのせいで……(ブツブツ)」


 え? 一回完全に見失った状態からタクシーに乗った美咲ちゃんを見つけて、そこから暫く追いかけ続けたのか? しかも車相手に? ……なにそれこわい。超怖い。まぁ俺も多分できるけど。


「それで今帰ってきたのか」


「しかも聡里の荷物も届けてやらないと駄目でなぁ。これからダッシュであいつの家まで行って来るから兄貴は先に家に帰っててくれよ。買い物もあるんだろ?」


「あ、ああ。分かった。……寄り道するなよ?」


「しねーよ!……兄貴。今日は覚悟しろよ?」


 え?


「(分かってねーな…)兄貴の唇、あたしももらうからな?」


「ちょっ何言って「じゃああたしは荷物届けてくるから!」あ、おい!!」


 これは…まだ助かってはいないようだ……ハァ………。



                              ~次回に続く~

辛いべさ。色んな意味で。

感想も欲しいけどPS3も欲しいな。

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