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晏陰  作者: 水嶋
2人のその先

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91/97

約束

少しエロ展開有ります


一応閲覧注意

漸く3年間の研修が終わり、認定試験も合格した


二次審査を終えて認定審査の合格の知らせ、その後、機構による認定審査で合格し産婦人科専門医と認定されるまで試験が開始されて1年近くかかった


その後も5年毎に更新申請を行わなければなならないので、この仕事を続けて行く限り一生勉強して行く事になるのだろう


昔から勉強する事は嫌いじゃ無いし苦でも無い


結果が分かるまで私は云足の病院で補佐として働いていた


専攻医の頃から手術などもしていたので調子の優れない云足に代わって徐々に色々と任されて来ていた


「やっぱり妊婦さんは杉田先生に診て貰った方が安心するみたいですね」


「まあ、産婦人科医は医者の中でも特に女性が多いしね。出産というデリケートな事は妊婦さんも同じ女性の先生の方が安心するんだろうね」


「いやいや、それだけじゃないと思いますよ?やっぱり出産も経験されてますし、何より八神先生より妊婦さんの不安な気持ちに寄り添えてかつ的確な判断をして下さる…やっぱり八神先生は…正論なんだけど何処か冷めてる感じがしてましたし…それに最近では八神先生も体調が芳しくありませんし…」


「まあ…叔父さんは…最短で的確な答えを出す人だからね。体調も長年の重圧から…疲れて来てるんだろうなあ」


「でも…やっぱり人間相手ですから…その点杉田先生には悩みとか相談しやすいですし…頼りになります、患者さんも私達も。杉田先生が院長になったらこの病院の将来も安泰ですね」


「有難う、私だけの力じゃ無くて…皆が頑張ってくれてるおかげだよ。頼りにしてるからね」


「そう思って下さって光栄です…少しでも八神先生のお力になれる様頑張りますね」



患者さん達とも病院で働く看護師やこの病院に来てくれた静奈とも良好な関係を築けていた


そろそろ此方は頃合いだろう…





○○○○○○○○○○





「カイは将来どうしたい?」


「うーん…色々迷ってる…」


「そっか」


漸く私も落ち着いて来たので久々にゆっくり櫂と会っていた


櫂は高校生一年生になった


櫂も前より成長して身体つきも初めてセックスした時よりも更に男らしくなって来ていた


この頃には私はもうこの仕事をすると言う目標を持って目指していたが…


「周りに医者が多いから…最初は目指そうかとも思ったんだけどね。大変なのも知ってるから安易な気持ちで目指せるものじゃないしなあ…」


「そうだね、順調に進んだとしても少なくても30歳迄は勉強の日々になるかな。医者になれても一生勉強だね」


「そうなんだよね…近くでマコトとか見てるとやっぱり大変そうだから」


「そうだね…」


マコトもまた精神科医に復帰した


宮乃の働く病院で医師をしているが、そのタイミングで遂にマコトとふりがなを戒名した


事情を知らない周りには姓名判断でその方が運気が上がると言われたと何だか乙女の様な可愛らしい理由を述べていた


見た目も今は整形して美人で可愛いので特に何も言われず納得された様だ


これで大手を振ってマコトと呼べる様になった


「そう言えば…カイの所にはインの置き土産の電子ピアノが有ったよね?弾いたりしてるの?」


この電子ピアノは櫂の部屋には無かった


「うん!マコトの家に帰って来てから弾いてる!もっと上手くなりたかったからマユさんの所に習いに行ってるんだよ?今は集中してピアノの練習をする為の部屋も作ったんだー!」


「へえ!全然知らなかった!」


「えへへ、マユさんに筋がいいって言われたよ!中学から習い出すのは遅いらしいんだけどね、今度コンクールに出るんだよ!」


「ええっ!?そんなに上達したの!?」


「うん!僕ハマると何時間でも集中しちゃうの」


「成る程ね…」


勉強でもそうだが、八神の血筋はそうそう所が有るのだろう

また新たな発見だった


「今度聞かせてあげるね!」


「うん、楽しみにしてる」


「えへへ、アンちゃんに聞いてもらう為にもっと練習しなきゃ!」


櫂は麻由みたいに音楽の世界に行くのだろうか?

そうなったらまた麻由にも色々教えて貰わないと…

そんな風に櫂の将来を考えていた


「ピアノってね、システマティックなんだよね…指使いも強弱も楽譜って言うちゃんと設計図があるし…」


「そうなんだ…何か感情込めてわーって気持ちが昂って弾く感じのイメージだったけど…」


「僕は数式みたいに考えてるなあ…正しく弾けると面白い!」


「へえ…」


多分櫂は人を感動させられるピアニストにはなれない気がする…


「後ね、両手の指を使うから頭も使う…指使いも訓練して器用になったよ?そのおかげか勉強も集中出来るし」


「そうなんだ…」


老化防止にも指先を使うと良いらしいから脳も活性化されてるのかも知れない


「試してみよっか?アンちゃん…」


そう言って櫂は私にキスをして身体を弄った



「んんっ…」


「どう?」


「うん…本当に…器用になってる…」


「ふふ…アンちゃんに気持ちよくなってもらう為に…色々練習したんだよ?」


「あぅっ…あぁっ…」


ナカに指を挿れて弄りながら身体のあちこちに左手を這わせていた


「んぅ…凄い…」


「コッチも…凄いって…言って欲しい」


櫂はゆっくり挿入して焦らすように浅く抜き差しした


「んんっ…あぁっ…」


焦ったくなって自然と腰が動いていた


「可愛い…アンちゃん…」


「ねえ…お願い…」


「ふふ…しょうがないなあ…」


そう言うと櫂は奥を勢いよく突いた


「あぁっ!あっ…あっ…」


「気持ちいい?…」


「うんっ…もっと…」


「はあ…はあ…もっと…僕で気持ちよくなって…」



私は何度も櫂にイかされていた




「ねえ…アンちゃん…」


「なあに?」


「アンちゃんは…もう子供作らないの?」


「私はこの先病院を継いで忙しくなるから…もう出産はしないよ?カイとテルヒがこの先作って行くんだよ?」


「それはちゃんとやるよ…アンちゃんの願いだから…でも…」


「?」


「僕とアンちゃんの子供も作って!」


「まあ…それは構わないけど…受精卵を作ってドライかフォウは…そろそろ年齢的にキツいだろうから…フィアがもう少し大きくなったら…試してみても良いわよ」


「ホント!?」


「うん。私も櫂も八神の使命の子だからね…」


「アンちゃんは…この先も僕とセックスしてくれる?」


「まあ、構わないわよ?今後も病院に来るし。テルヒとセックスする時に下手になって無い様に練習もしなきゃだしね」


「やったあ!良かったー!約束だよ?」


そう言って櫂は私に抱きついて来た


「カイも高校生なのに…いつまでも甘えん坊だね…」


私はため息をつきながら抱きついてる櫂の頭を撫でてあげた


「えへへ…嬉しい…大好きアンちゃん…」




身体はもう大人びて来てるのに…


いまだに子供っぽい事を言う櫂を少し心配していた


まあ、暫くは照陽を妊娠させるつもりも無いし、どうせ受精卵を作って産ませる事になるだろうから…


出来れば自然妊娠を将来的にさせたいので、照陽が出産する時期までこの2人にはどの道セックスをして慣れてもらわないとな…


そう思案していた


まあ、その心配事はもう少し先の話だ


「僕…アンちゃんとセックスするとわーって気持ちが昂る…」


「そっか…」


まあセックスしてオーガズムに達すると脳内にプロラクチンを生成するから気持ちも昂ぶるんだろうな…


櫂の言葉をそう理解した



櫂の問題よりもまずは目先の問題…韻と交わした約束の解決させないと…






今年中には決着つける計画をしていた


まさかの習い事をしている櫂は医者にはならなさそうです


韻の置き土産はちゃんと活用されてた様です、色々と…


周りの人間医者だらけの環境である意味凄いかもですが…


そして相変わらず鈍感杏ですが、こんな調子でちゃんと患者と向き合えるのかね?


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