韻と地下施設で
ここから韻の過去の話となります
「イン、今まで会えなくて寂しかったよ!漸く会える様になったよ!」
「マコト?」
「うん、そうだよ!御月から聞いてる?」
「うん。僕のお父さんだね?」
「そうだよ」
そう言って僕をぎゅっと抱きしめてくれた
僕が5歳の頃、夏にマコトが初めて僕に会いに来てくれた
「ミヅキはいなくなったんだね。これからは僕がマコトのそばにいるね。ミヅキからたのまれてるから」
「うん。今まで出来なかった分、沢山可愛がるからね…」
「うん。僕も…」
この人がマコト…
御月が僕に会いに来るといつもマコトの話をしていた
御月は僕を産んだ人だった
マコトは御月で僕を作った人だと言われていた
僕は地下施設で生活していた
御月は外の世界に住んでいた
主にお世話をしてくれていたのはこの施設に住んでいるツウと言う男だったので、この人が僕の親かと思っていたけど違うと御月に言われた
「親って言うのはね、自分を作って産んだ人の事よ」
だから御月が母親らしい
「私とマコトがセックスして韻が生まれたのよ。だからマコトが韻の父親よ」
「そうなんだ」
生活のお世話はツウがしてくれていたが、ツウは喋れない人だったので、御月が言葉を色々教えてくれてお喋りしてくれた
御月は僕にいつもマコトの話をしていた
「マコトはね、勉強が出来て優しくて素直で純粋で可愛くてとっても良い子なのよ」
「そうなんだ!」
「私の言う事をちゃんと聞いて一生懸命頑張ってるわ」
「へえ!」
「テストで良い点がとれたらね、ご褒美に浣腸してあげるの。ギリギリまで我慢させるとプルプル震えながら我慢出来ない、出したいって可愛くお願いしてくるのよ」
「そうなんだ!」
「私がね、ギリギリまで我慢させてから『よし!』って許してやるとね、私に見られながら恥ずかしそうに排泄して勃起してるのよ。本当に可愛い」
「ふふふ」
「その後ね、アナルを弄ってあげると可愛い声で鳴いて射精するのよ」
「可愛いね!」
色々マコトが好きなこと、気持ちよくなる事を教えてくれた
御月はよく僕に会いに来てくれていたけどマコトには会った事が無かった
「マコトはここに来ないの?」
「マコトはね、今は心が病気なの。だから人には会えないの。私が今一生懸命治療してあげてるのよ」
「そうなんだ…大変だね」
「そうよ。でも…もう少ししたら会えるわよ」
「そうなんだ!楽しみだなあ」
「私はね、マコトを愛してるのよ。マコトは優しくて純粋だからよく人に騙されちゃうの」
「そうなんだ…心配だね」
「そうなの。特に女には気をつけさせないと…八神家の…マコトの大事な子種を流出させない様に見張ってないといけないの」
「うん」
「私はね、35歳になったらマコトと子供が作れないの」
「そうなの?」
「マコトは別の女…杏とセックスして子供を作る事になるのよ…私はそれを見ながら生きていく事は出来ない…」
「アン?…」
「杏はね、マコトの子供で韻の1つ上の姉よ」
「へえ。そんな人がいたんだ」
「私はマコトの初めての女で、マコトに色々教えてあげて大人にしてあげたのよ」
「そうなんだね」
「だから…マコトの記憶の中で歳を取らずに綺麗なまま1番大切な女としてずっと生き続けたいの」
「そっか」
「だから35歳になったら、私はマコトの記憶の中に入る事にしたの」
「そうなんだ」
「私がここからいなくなったら…韻が私の代わりにマコトを可愛がって、愛して、悪い女から守って欲しいの。出来る?」
「うん!」
「それじゃあお願いね…」
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この地下施設にはツウの他にフォウと言う28歳の女とドライと言う12歳の女が住んでいた
フォウとドライは歳が離れていたけど2人とも似ていた
見た目だけでなく中身も…
子供みたいだった
「ねえ、フォウ今日は何しよっか」
「そうだね、お絵描きしよ?今日見た夢の。ドライはどんな夢みたの?」
「うん!私はねえ、今日は空飛んだ夢見たんだあ」
「へえ!いいなあ。私はねえ、チョコを沢山食べる夢見たんだよー」
「わあ!いいなあ」
「じゃあ描こっか」
「うん!」
2人はおままごとをしたりお絵描きしたりよく一緒に遊んでいた
前は僕も一緒に遊んでいたけど、段々2人と話が噛み合わなくなってきた
僕だけがどんどん先に進んでいるのに2人はずっと時間が進まない感じというか…
同じ場所にずっといる感じがしていた
マコトは僕を可愛がってくれた
同じ様にドライも可愛がっていた
御月…




