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晏陰  作者: 水嶋
2人のその先

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それぞれ異なる進む道

「残念だがそれは出来ない」


「なんで?」


「シンヤとはお別れしたからだ」


「えぇ!?ケンカしたの!?コウが虐めたんでしょ!」


「いーや違う」


「じゃあ何で別れたの?」


光太郎にカメラの件を打診したらこの様な状態になっていた


今日もカフェで糖尿になりそうな飲み物を飲んでいた



「お互いの方向性の違い…進む道が異なってしまった…かな?大人にはまあよくある事だ」


「言ってる意味が分からない」


「まあ…端的に言っちゃえばシンヤはお見合いして結婚する事になった」


「えぇ!?」


「何でもそろそろ身を固めろって上司の紹介?勧め?らしい。お相手も他校の教師らしいぞ。そう言うお節介な人間も世の中には一定数は居るな」


「ふむう…シンヤはその人が好きになって結婚するの?」


「さあな。結婚に恋愛は必要無いと考える人間も一定数居るぞ?」


世の中には好きにならなくても結婚する人が居るんだ…

また一つ勉強になった


「じゃあカメラは?」


「シンヤもその内引っ越すだろうしもう撤収したぞ」


「そっか…最後にシンヤとセックスしたかったけど…仕方ないね」


「相変わらずお前は突き抜けてまごう事なく安定のクズだな…」


「むう…」



「まあそう言う事だ」


「でも…コウはそれで良いの?」


「仕方ないだろう?元々シンヤはゲイな訳ではないしな。相手の幸せを願って自分は身を引く…これも大人のたしなみだな」


「そうなんだ…」


「それにな、俺は今新たな出会いがあったしな」


「へえ!切り替え早いね」


「まあな。それが俺の長所でもあり短所だがな」


「どんな人?」


「お前も良く知ってる奴だぞ?」


「えぇ!?まさかトモハルやマユじゃ無いよね!?」


「まあ近いな。お前の妻のマユの弟、岩見航平」


「えぇ!?航平は女の子が好きで沢山遊んでる筈だよ?」


麻由から散々僕の影響だって愚痴を言われていた


「今は男と一緒になって同棲してるぞ?知らなかったか?」


「うん、聞いてない」


「その相手の男と仕事で知り合いになって、たまにやり取りするんだが…航平…良い!」


「航平は受けなの?」


「いーや、タチだな。しかし…ああいう男を抱いてヨガらせたい…」


「やっぱりコウはクズだね」


「お前にだけには言われたく無い」



「じゃあ僕も新たな出会いを探さなきゃだなあ」


「お前は必要無いだろ!結婚して子供まで出来たのに…いつか確実に捨てられるぞ?」


「だって精子は毎日出さないと身体に悪いんだよ?マユの身体が持たないから男とならセックスするのは許して貰ってるもん」


「お前の右手のゴールドフィンガーで扱いて抜け!世の男は皆そうしてるぞ」


「えー。セックスして出した方が気持ちいい…」


「お前なあ…やっぱりコイツはただの快楽主義のセックス依存症だった…」


「むう…」


「お前は来年にはまた学生に逆戻りするんだろ?ちゃんと勉強に集中しろ!」


「ちゃんと勉強してるよー」


僕は監察医になる為に初期臨床研修を終えたら大学院に行って法医学教室に進学して死体解剖資格を取得し、監察医務院に就職する事に決めていた


「それでなくても不安定な状態なんだからこれ以上妻子を不安にさせるな」


「はあい」


光太郎はそう言いながらストローでズズッと飲み物を飲んだ


「コウ糖尿になっても、もうおしっこ飲んでもらえないね」


「じゃあお前が飲むか?俺のストローは太くて長いぞ?吸い付き甲斐が有るだろう?」


「うぇっ…」






「シンヤは結婚するんだって!」


麻由にセックスの様子を見せてあげられ無くなった報告をしていた


「へえ…色々心配だったけど…インに開発されてて大丈夫なのかしら…」


「ん?何かね、上司の紹介でお見合いだって!コウが好きは無くても結婚出来るって言ってたけど…僕には無理だなあ」


「まあ…私も無理だけど…世の中にはそう言う人も居るのよ。昔はもっと多くてそれが普通だったんじゃない?歴史的にも…武士や貴族なんかは特に…」


「えっ!じゃあマユはやっぱり僕が大好きって事?嬉しい!」


「子供まで作っておいて今更かいな…」


「そう!マユとセイヤの為にもこれからはオナニーに励むよ!」


「何故そうなる…突き抜け過ぎてて意味が分からん…」


「このゴールドフィンガーで!」


僕は右手を高々と挙げた



「セイヤの前では絶対しないでよ!また航平みたいな遊び人にさせないでよね…」


「あっ!そうだった、航平って男の人が恋人なの?」


「そうよ、今はそこに落ち着いたわよ。流石私の弟!インじゃ無く私の影響ね!立派に成し遂げたわ!褒めてつかわす!」


「僕知らなかったー。教えてくれたら良かったのにー。色々航平にも教えてあげられるよ?」


「だから教えなかったんでしょうが!絶対航平に手を出すと思ったから」


「むう…」


「まあ、航平も今は落ち着いて遊び呆けずその人と仲良くしてるみたいよ?」


「そっかあ…じゃあ今度航平と遊ぼうかなあ?」


「まるで話が通じてねえな…さっきの誓いを述べたその舌が乾かぬうちにそのクズ発言…まあ無理ね。相手の男は武術全般相当な使い手よ?多分インは近づいたら秒速で息の根を止められるわね…」


「えぇ!?怖い…暗殺者!?」


「いや、探偵だけど…」


「コウに教えてあげなきゃ…航平狙ってたから…」


「あんたらねえ…やはり類は友を呼ぶのか…クズはクズを呼ぶ…」


「コウが殺されちゃう!」


「インは他人の心配してないでちゃんと勉強に集中しろ!早く私とセイヤを安心させろ…とりあえず監察医になれるまで家の事は私が何とかしてあげるから死ぬ気でやれ!」


「ゴメンねえ…頑張って資格取って監察医になるからあ…」


「医者の妻となって左うちわでシロガネーゼ…ってのも私の性には合わないわ。監察医って給料も臨床医に比べて低いらしいし…私も先を見据えて自立した働く女になるわよ。感謝しなさい」


「マユー!」


「よしよし…ホント家には子供が2人ね…」


抱きついた僕の頭を撫でてくれた


「コラっ!またどさくさに紛れて乳を揉んでる!」


「あれ?何か手が勝手に…」


麻由に頭をバシバシ叩かれた




眞也も光太郎も航平も麻由も…


皆それぞれ新たに自分の道を歩き出していた


僕も頑張らなきゃ!



それから僕は麻由と光太郎に説教されて勉強と子育てとオナニーを頑張った





年が明けて春には大学院でまた学生に戻った


眞也は2人と決別して新たな道を歩き出した様です


まあ良かった…のかな?


航平のお相手については「変な奴」を参照下さい


麻由…男前です




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