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晏陰  作者: 水嶋
2人の行き着く先

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3人寄れば

「お前らは双子なのか?」


「違います」

「違うよ」



杏が光太郎に会いたいと言って来たのでこうして3人でカフェで会っていた


「しかしお前ら本当にそっくりだな…」


「そうかな?」


「中身は全然違いますよ、坂田さん…」


「光太郎で良いよ」


「じゃあ、光太郎」


「何?」


「そんな食生活を続けていたら近い内に糖尿になりますよ」


今日も相変わらず光太郎は歯が溶けそうな甘い飲み物と食べ物を食べていた


「ご忠告感謝感激どーもです。まあそうなったらシンヤに飲ませてみようかなあ?」


「うえっ…可愛いシンヤを虐めるのはやめてよー!」


「シンヤはMっ子だぞ?多分おいちい!おいちい!ってしゃぶりついて吸い付いて来るぞ?」


「そうなの?」


「あのー、そう言う話はインと2人だけの時にしてくれますか?」


「あー、ゴメンゴメン、で何?俺の診察する為に呼んだ訳?」


「光太郎は田所に協力したんだよね?」


「まあ…成り行きで?兄貴の知り合いだったから」


「田所と仲良いの?」


「うーん、まあ仲良いってかビジネスライクな感じかな?お互い利害が一致したら協力するって感じかな?」


「そうなんだ…じゃあ光太郎が田所に協力して得られた利益って何?」


「この時は…情報かな」


「情報?」


「まあ…俺が心底嫌いな奴が居てな、そいつの兄貴がとんだ遊び人で女を妊娠させては堕させててな、田所さんのいる病院にその兄貴の女が通ってたからそいつの情報だな」


「成る程ね」


「まあ、俺はハッキングやら色々やるが敵が中々手強い奴でな、正直中々近づけない。少しでも弱みになりそうな有利な情報が欲しいからな」


「へえ…」


「情報を制する者は世界を制するってな」


「何か分からないけど…世界と戦ってるんだね…」


「まあな、まあ今の所あしらわれてるがな」


「そうなんだ…まあその事は深くは聞かないけど…じゃあ光太郎は別に田所に恩義が有る訳じゃ無いんだね?」


「まあね」


「インの話だと、悪い事したって多少は思ってるんだよね?」


「まあね…あの頃は八神眞事はただの変態ロリコン医者だと思ってたからね」


「マコトは変態じゃない。まあ子供相手じゃないとセックスは出来ないけど…」


「世間ではそう言うのを変態ロリコンって言うんだよ…」


「マコトは可愛いんだよ?セックスするより浣腸されるのが大好きで限界まで我慢してプルプル震えて勃起して…」


「それも世間では変態って言うんだぞイン…知りたくも無い情報がまた増えた…」


「インは黙ってて!」


「むう…」


折角マコトの可愛い所を教えてあげようとしたのに…

光太郎に呆れられて杏に怒られて大人しく2人の会話を聞いていた



「まあ話が脱線したから元に戻して…今ちょっと困ってるのよ。手を貸して」


「どんな?」


「田所から…殺害に使う薬物を手に入れたんだけど…警察には届けても無理だと思う。田所の薬物の入手先に高木組に繋がっていて高木組は警察上層部と繋がってる…」


「ふむ…」


「多分告発しても揉み消される」


「まあそうだろうな。アンは田所さんを逮捕させたいの?」


「まあそれもあるけど…厳密に言えばマコトの殺人の濡れ衣を晴らしてマコトは殺人はしてないって公表させたいのが目的よ。田所の逮捕には拘ってないわ」


「成る程ね、じゃああの母親を殺したのが八神眞事じゃ無いって証明出来れば良い訳だな」


「そうよ。他の罪状は兎も角、殺人と未成年淫行だと罪の重さが全然違うでしょ?患者とは身体の関係が有ったからそっちは仕方ないとは思ってる」


「分かった。じゃあ…警察じゃ無い、別方面から攻めてみようか」


「別方面?」


「まあ…ついて来て」





そう言って光太郎はカフェを出て二丁目のバーへ向かった


『Exit-エグジ-』


ここは男同士が出会いを楽しむ場所らしい


「今晩は、タクミさん居る?」


「いるぞ、コウ、久しぶりだな」


「お久しぶりです。最近彼氏が出来たんで…」


「そっかそっか、良かったな!今度連れてこいよ」


「まあ近い内に…それより今日はちょっとタクミさんに話が有って…」


「ん?何だ?何か…おんなじ顔の二人連れ引き連れて…」


そんなに似てるかなあ?何か心外だ



「此方は…八神アンとイン、きょうだいです」


「初めまして、八神杏と言います」


杏は何だか余所余所しい挨拶をした


「僕八神韻!○○大学の医学部4年生です!」


僕は元気に挨拶した


「俺はここでバーテンやってるタクミと言いますってか顔はそっくりだけど…何か全然違うな…」


やっぱり似てないんだな!良かった


「まあ挨拶はその辺りで…話と言うのは、タクミさん確かマトリの人と知り合いですよね?」


「まあ…世話になったな色々…」


「その人にちょっと調べて貰いたい人が居て…」


そう言って田所の説明をした


「これが田所から受け取った薬物です」


杏が何かの薬品が入っているアンプルをタクミと言う人に渡していた


「分かった、伝えておく」


「それじゃあ、宜しくお願いします」


光太郎と杏が頭を下げていたので僕も併せて頭を下げて店を出た




「まあ、少し飲んで行っても良かったが…インが酒に頗る弱いらしいから」


杏が店に行く途中に事前に光太郎に説明していた


「僕ちょっと飲んだら寝ちゃう。味も好きじゃない」


「まあ俺も甘い物の方が良いから」


そう言ってまたカフェに入って何かクリームのたっぷり乗った飲み物を飲んでいた


アレは体内を巡ってやがてシンヤが吸い付いて光太郎のお○んちんから飲むのだろうか…


「マトリって?」


杏が聞いていた


「麻薬取締官。管轄は警察じゃ無くて厚労省。薬物絡みなら捜査、逮捕の権限も有る」


「そうなんだ…」


「警察がアテにならないならこっちから捜査して貰えば良いだろ?」


「そうだね…」


「薬物の成分や入手ルートなんかの詳細も調べるだろうし。まあ普通のルートでは手に入らない物だろうけどな」


「だろうね」


「薬物を何の目的で使ってるか…結局は警察も絡んで来るだろうけどな。先にマトリに捜査されてれば完全に揉み消すのも難しいだろ?」


「そうだね…」


「果報は寝て待て。まあこの先はその道の人に任せて待つだな」


「そうね」


「田所!逮捕されろ!」




大人しく黙っていた僕は最後に吠えた


杏と韻と光太郎で動き出しました

ここから三田さんに捜査されたみたいですね


光太郎は田所と仲良しって訳じゃ無さそうですね


女の相手は心底嫌いな奴梟介の兄隼人ですね

この辺りから詩織の情報が手に入ったのかもです

後に隼人もこの病院に入院するので因果応報でしょうか


そして久々タクミ登場です

やはり便利なキャラだなタクミは…


タクミとマトリの関係については「月光」「探偵前物語」を参照下さい


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