表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
晏陰  作者: 水嶋
2人の出会い

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

31/106

新学期早々

「おはよう」


「アっ、アン!おはよう!」


「今日から学校だね、また宜しくね」


「うっ、うん!なんか…照れるな…」


「ふふ、そうだね」



新学期が始まってあの花火以来に友晴と顔を合わせた

友晴は少し恥ずかしそうに照れていた



遠くで翔太と花火に一緒に行っていた静奈が仲良く話していた



「山本…切り替え早いな…前は真っ先にアンに挨拶に来てたのに…」


「まあ無駄な努力はしないタイプなんでしょ。今日も顔見ても無視されて清々してる」


「やっぱり…あんな奴にアンに手を出されなくて良かった…」


私は知らない事になってるので、その事については敢えて言及しなかった


静奈は大人しくて可愛らしい、余り自分の主張をしない従順で清純そうな子だった

悪く言えば言われるままに流されそうな…


無理矢理レイプされて無ければ良いけど…


少し心配になった



「わぁー!お前達付き合ってんの!?」


「まだ。友達以上、恋人未満…だよね?静奈?」


「うっ…うん…」


「うわぁ…何かエロいー!」


「もうキスした!?」


「もうヤった!?」


「それは…秘密、なあ静奈?」


「…」


「それもうヤってんだろ!!」


「やべっ!想像しそう!」



そう2人がギャーギャー騒がれていた



「何か…騒がれて大変そうだね」


「そうだよな…この年頃だと周りが面白がって騒いで揶揄われるよな…俺達が付き合ってる事は周りに言わない様にしよっか」


「そうだね。インにもよく言っとく」


「そうだね…」



そんな他人を揶揄ってセックスに興味があるならさっさとやれば良いのに…


ああ、でもそんな子供な奴等だとセックスしてくれる相手がいないか…

そう冷めた気持ちで眺めていた



韻は相変わらず麻由と仲良く話していた


夏休みに頑張って麻由の所へ通ったらしいが麻由は大丈夫だったんだろうか…



マコトに会いに行く時に韻と顔を合わせるのでその時にお互いの近況を端的に報告はしていた


「私、トモハルと付き合う事にしたから」


「そうなんだ!良かったー!」


「インはどうなのよ?」


「うん!僕ちゃんとマユを監視して洋介から守ってるよ?」


「それは良い事だけど…マユとは付き合わないの?」


「マユがお互い好きじゃ無いと付き合わないって言ってたから…」


「て事はマユはインの事好きじゃないって事じゃない?」


「でもトモハルは僕が嫌いなら話しかけたりしないと思うって言ってたよ?」


「まあ…確かに…」


「だから僕は頑張ってマユに僕を好きになって貰って付き合ってセックスする!」


「なんか…付き合う理由がおかしい気もするけど…」



お互い好きじゃないと付き合わない…

私は友晴が好きだしセックスしても良いと思ってる


でも…


やっぱり大好きなのはマコトだ


マコトとはもうセックスする事も無いだろう


マコトは私が好きな人と結婚して子供を作る事を望んでいる


大好きなマコトの望みは叶えないと…




「アン、次は移動教室だから、一緒に行こ?」


「うん」




そう友晴に言われて席を立った





○○○○○○○○○○





「おはよう、岩見さん」


「おはよう、沼田くん」


「夏休み…忙しかった?」


「ええ…まあ…」


「誘ってもずっと断られて…寂しかったなあ」


「ごめんなさい…色々あって…」


「じゃあ、今度の休みに…」



「マユは夏休みずっと僕と一緒に勉強してたんだよ!今度もその次も無いからね!」


「夏休みずっと八神くんと!?」


「次移動教室だよ!行こっマユ!ベーっだ」


「じ…じゃあ、沼田くん」



そう言って麻由の手を引いて洋介から引き剥がした


危ない危ない、油断大敵!




「ねえねえ!さっき沼田くんが岩見さん呼び出したって!」


「遂に告白かなあー!沼田くん岩見さん好きだよねー?」


「やっぱりそう?きゃー!」


「えっ!?何それ!?どこ!?」


放課後女の子が話してる会話が聞こえて詰め寄った



「体育館裏…だと思うけど」


「分かった!」


そう言って僕は駆け出した


麻由が危ない!



「インくん…やっぱり飼い主が他所に取られるの嫌なのかな?」


「野良猫改め岩見家の飼い猫だもんねえ」


「やっぱり可愛いよねインくん」


「でもたまに男出してきて…ありゃ魔性だよねー」


「そうそう、アレの時のテク凄いらしいよ!」


「でも最近遊ばなくなってるみたいね」


「飼い猫になって少しは落ち着いて来たのかなあ?」


「岩見さんに躾けられたのかな?ゴールドフィンガー・インは」


「いや、数こなしてランクアップしてそうだからプラチナフィンガーになってるかもよ?」


「やだ何それ!きゃー」


「プラチナの爪で沼田くんを引っ掻きに行くのかな?」


「それはそれで…面白い!」


「あはは!やっぱ可愛いよねインくんは」


「でもどうなるんだろね?岩見さん沼田くんと付き合うのかな?」


「どうだろなあ?まあお似合いだけど…岩見さん堅そうだし…付き合うとかあるかなあ?」


「でも…一回ヤっちゃえばハマりそうじゃない?ああいう真面目そうなタイプって」


「それは有るかもなー…てかウチらどんな会話してんのよ」


「あはは!これじゃ山本くん揶揄ってたアホな男子と変わらないなー」


「それなー」


杏よ…ブレないね


そしてクラスメイトは何だかんだと思春期らしく盛ってますね。一応進学校の設定ですが…


まあ、頭も良いので好奇心旺盛なんでしょう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ