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晏陰  作者: 水嶋
晏陰

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104/108

杏の理想の世界

今回少しエロ有ります、あとエグい内容も…


一応閲覧注意

「やあ、アンちゃん」


「今晩は、マコトの所へですか?」


「まあね」


今日は予定日より早く産気づいた妊婦さんが担ぎ込まれて慌ただしく、漸く夜になって無事出産を終えた


少し休憩してから家に帰ろうと休憩室から出て今は誰もいないロビーを通っていると田所と出くわした


「今だに通って来て律儀な人ですね」


「まあ、八神先生との約束だからね。友達としての」


毎月最初の金曜日の夜…


田所はマコトの元に通っていた


どうやらまだ同僚だった頃に交わした約束らしいが、かれこれ20年近く経った今でもこうして通って来ている


田所はあれから見つかる事も逮捕される事もなくこうしてのうのうと生きている


殺人に時効は無いのでこのまま一生別人となって生きて行くのだろう


マコトの様に…


そして田所は『支配』を続けて行くのだろう


田所とマコトの密会はマコトの家だと櫂や叔父の目も有ったので、この病院の地下施設で行っていた



「アンちゃんも院長先生が板について来たかな?」


「まあ、まだまだですが…患者さんにもスタッフにも信頼してもらえる様に頑張ってますよ」


「それは頼もしいね。前院長はどうしてる?」


「身体も大分回復して意識が戻ったので、今は自宅療養に切り替えてますよ」


「そう…やっぱり浄化された遺伝子は回復も早いのかな?」


「さあ、どうなんでしょう?ただ、脳の方…認知症を発症しているので…現状をどれだけ把握しているかは分かりませんね」


「みたいだね。八神先生も心配していたよ」


「そうですか…」


マコトから大まかには云足の事は聞いている様だ


「アンちゃんの子供は…女の子だっけ?」


「はい、もう7歳になりましたよ。元気すぎる位に育ってます」


「そう…良かったね。僕が教えたルートは役に立ったかな?」


「そうですね」


田所も大体照陽の出生については察しているのだろう



「田所さんは今はどうしてますか?」


「まあ僕は相変わらずだね」


「そうですか。田所さんは理想の世界に生きてるんですね」


「アンちゃんは結婚をして好きな人との子供も生まれて産婦人科医となって病院も継いで自分の理想の形に新しく病院を改革して前院長を排除し、支配しているね。今は理想の世界に生きているのかな?」


「ええ。でもまだ理想が全て叶ってる訳じゃないですよ?」


「そうなんだね」


「私はまだ『支配』をしていません」


「へえ…まだ…ね」


「田所さんもそろそろ毎月マコトの元へ通うのもしんどいでしょう?これからは私が引き継ぎますよ」


「何だか年寄り扱いされてるなあ」


「まあ実際お年でしょう?」


「相変わらず手厳しい教え子だねアンちゃんは」


「これからは…私がマコトを『支配』しますよ」


「そう。それがアンちゃんの理想の世界なのかな?」


「まあ、これもその中の一つに過ぎませんが」


「ははは、それは良いね」


「マコトは今は勤めてる病院では子供の患者は受けもたない事にしてるみたいなんで、地下の子供が成長するまでマコトを慰めてあげないとだし」


「そうだね、まだフィアちゃんだっけ?もセックスするにはもう少しかかりそうだしね」


「その後も云足の手で私が提供した卵子と御月の保存してあった卵子を使って子供が産まれましたが…」


「そうなんだね。八神先生が言ってたけど前は卵子は提供しないって言ってたらしいね?結婚してから卵子を提供し出したのかな?」


「ええ。照陽が無事産まれるか分からなかったので。最悪の事態を想定してちゃんと準備はしてましたよ?地下に照陽と同い年の名前も戸籍も無い私とマコトの受精卵から生まれた子も居ますよ」


「流石だね。どんな状況でも感情で取り乱さない冷静さと相手を分析する判断力、不測の事態を想定した準備が出来る思慮深さだね」


「まあ、御月の子はその内処分しますよ。御月自体が欠陥品なんで。これからは地下では私の子だけ産ませますから」


「成る程ね…それがアンちゃんの理想の牧場なんだね」


マコトとセックスするのはこの先は私の分身…私だけ…


そして長年私を支配して来たマコトを『支配』するのもこの先は私だけ…


「まあ、僕はお役御免だね…でも八神先生とは友達だからお話しにはたまに来るよ」


「構いませんが…マコトにまた悪い事をさせたり唆したりしないで下さいね」


「ははは、アンちゃんは八神先生のお母さんみたいだね」


「マコトは私の肉親ですよ。心配するのは当然でしょう?」


「まあ、心配しなくても八神先生はもうミネラルを沢山含んでるから…大丈夫だよ」


「ミネラル?」


「以前より人間味が増して来たって事だよ。相変わらず純粋だけどね」


「はあ…」


「それじゃあね、またねアンちゃん」


「はい…」





○○○○○○○○○○





田所が立ち去った後、私は地下施設へ入った


「エナはどうしてる?」


以前家に来ていたお手伝いさんは照陽がそろそろ大きくなって来たので今は地下施設にも子供たちのお世話をしてもらいに通って貰っている


エナは照陽と同い年の女の子で私とマコトの子供だった


ギリシャ語の1…私とマコトの地下の最初の子の名前をそう付けた



この子も問題なくドライから生まれたが外に出せない子供だったので田所から教わったルートで入手した薬物を投与して脳に障害を与えた


先天的には異常は無いので最悪照陽に何か有った場合の保険にはなるだろう


お手伝いさんは口が聞けないので無言でエナを連れてきた


「エナ、可愛い…」


ニコニコと笑っているエナの頭を撫でた


「あと4〜5年経ったら…マコトに治療して貰って私に代わっていっぱい可愛がって貰ってね…」


そう言って私の生き人形をぎゅっと抱きしめた





「マコト、来てる?」


マコトが以前住んでいた部屋をノックした


「あれ、アン?どうしたの?」


「田所さんは…もう金曜日の夜には来ないわ」


「そうなんだ…」


「今日から私がマコトのお世話をするわ」


「えっ?」



そう言って驚いているマコトを連れてシャワー室に連れて行った





「もう…我慢出来ない…出ちゃう…」


「まだだめよ。よし!って言うまで我慢するのよ」


「んん…」


「まだよ」


「ダメ…漏れちゃう…」


ブルブルと小刻みにマコトの身体が震えていた


「よし!」


「あぁっ!!」


排泄する恥ずかしい音が風呂場に響いていた


「はあ…はあ…」


「ふふふ、こんな勃起させて…見られながら排泄して興奮して…変態だね、マコトは…」



指をアナルに挿れて前立腺を刺激してあげた



「んんっ…あぁっ…はあっ…はあ…」


「マコトはナカが好きなのね…」


「はあ…はあ…あぁっ!イくっ…」




そう言って四つん這いになったマコトはまるで獣の様に…叫んで放出させた


肩で息をしているマコトに背中からぎゅっと抱きついてキスをした



「可愛い…マコト…気持ち良かったね」


「はあ…はあ…」



この先は私がずっとマコトを支配して行く…


また一つ理想の世界に近付いている




「じゃあ今日は初めて私に浣腸されて中を弄られて射精した記念撮影しようね」


「…うん」


「じゃあ、両足開いて良く見せて。」


「うん…」


「いいわね。じゃあマコト、コッチ向いて笑顔でダブルピースして。」


「うん…」


「舌を出してアヘ顔してね。」


「うん…」


「じゃあ、記念撮影。はい、チーズ」




パシャっ




それでもまだ足りない…


人の欲望とは底なしだ


まだまだ…もっと…






私は死ぬまで理想の世界を目指し追い求めて行くんだろう


杏の欲望は底なしの様です…


今回も友晴に引き続き杏に更に爆弾が有りました…


田所とマコトの約束については「純水」を参照下さい


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