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第29話 ネコ

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。(新年早々大遅刻しながら)

「前言ったが、明日は課外授業だからなー。教科書とかいらないから間違えて持ってくるなよー。それじゃあ、解散!」

 ロングホームルームがシノア先生のその言葉で終わって、みんなが動き出した。そういえば、先週の水曜日にそんなこと言ってたっけ。日向の修学旅行について考えてて忘れてたよ。あんまり持ち物がなくてよかったぁ。

「優くん!早く帰ろ!」

「優、帰るぞ!」

「うん。」

 ちょっとしてカエデとハヤテが声をかけてくれた。僕はすぐに帰る準備をして立ち上がった。2人は今日1日いつもより話しかけてくれた。そのおかげで、学校にいる間全然寂しくなかったなぁ。放課後も一緒に遊んでくれるし、優しくしてくれてる2人には感謝だね。

「明日の課外授業楽しみだね!」

「そうだね。あんまり街の外に出たことないし、僕も楽しみだよ。」

「確かに、街の外に出たことってないよな!そう考えると、さらに楽しみになってきたぜ!」

 2人について考えてると、課外授業の話になった。課外授業は街の外でするみたいなんだよね。たしか、近くの森までモンスターを倒しに行くんだったかな。まぁ、ゴブリンがちょっといるだけって先生が言ってたけど。でも、街の外って出ることがないから、どんなところか気になるんだよね。

 ちなみに、こんなに発展してるこの国でも、モンスターをいなくさせることができてないんだよ。モンスターの生まれ方には2種類あって、普通にモンスターのお腹から生まれるパターンと、そこら中にある魔素が集まって生まれるパターンがあって、この2つ目のパターンのせいでモンスターが絶滅しないんだって。

じゃあ、街の中にモンスターが生まれてきそうだなと思うよね。実は、街には魔素を街の外に出す結界が張ってあって、その結界のおかげで街にはモンスターが生まれないみたいだよ。

 そのあとも、明日の課外授業について話しながら僕たちはハヤテとカエデの家に向かった。



 そこそこの時間が経って、僕たちは2人の家に着いた。テスト期間に来た時よりも人が少ないみたいで、稽古場の半分くらいにしか人がいなかった。まぁ、冒険者の仕事をしてたり、他の仕事をしてたりする人もいるし、学校に行ってる人もいるだろうしね。でも、それでも半分が埋まってるのってすごいよね。

「クロ!ただいま!」

「帰ったぜ!クロ!」

 僕が稽古場の方を見てると、カエデがそう声を上げた。そっちの方を見てみると、黒猫が1匹縁側でゴロゴロしてて、2人とも黒に近寄って撫でてた。

2人の家にはペットが3匹いて、クロはそのうちの1匹なんだよね。他には三毛猫のミケと白猫のシロがいるんだよ。前に来た時はたまたまどの子にも合わなかったけど、どの子も割と人懐っこいから寄ってきてくれるんだよね。

そう思ってると、カエデがクロを持って僕のところに来た。

「優くん!クロを持ってみてくれない?!」

「別に良いけど。どうしたの?」

 僕はカエデに言われるままにクロを抱っこする。何かあったのかな?そう思って、僕はカエデにそう聞いてみた。

「私たち、学校から帰ってきて着替えないといけないでしょ?!だから、その間クロと遊んでて欲しいんだ!」

「わかったよ。クロ、ちょっとの間よろしくね。」


 そのあと、僕も手洗いうがいをさせてもらったあと、クロがいた縁側にクロを膝に乗せてクロを撫でたりしてる。クロはおとなしいなぁ、って思ってたら、三毛猫のミケが近くに来た。カエデとハヤテの家の猫たちは縁側がお気に入りなのかな?そう思ってると、ミケが僕の近くに来て、僕に体を寄せてきた。僕はミケも撫でる。

「優!待たせたか?!」

「大丈夫だよ。クロとミケがいてくれたから。」

「お!ミケもここにいたのか!」

「優くん!お待たせ!」

「全然待ってないよ。それで、何して遊ぶの?」

「この前4人くらいで遊べるゲームを買ったからそれで遊ぼうぜ!」

 そのあと、僕たちはハヤテの部屋に行って、付いてきたクロとミケに構いながらいろんなゲームをした。とっても楽しかったよ。


 改めまして、明けましておめでとうございます。

 正月にゴロゴロダラダラしてやることを後回しにしてたら遅れてしまいました。唯一良かった点は3回くらいの寝落ちがすぐに目覚めることができたことですかね。

 今年も頑張っていきますので、読んでいただけると幸いです。

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