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第26話 アドバイス

とても遅れました。すみません。

「ボス、弱かったな。いや、咆哮はかなり威圧されたし、道中の敵と違って総攻撃を耐えられたが。」

「周りに普通の敵も居なかったし、魔法も使ってこなかったし、物も投げてこなかったしで、あんまり強くなかったよね。」

「確かに、それらのことをどれか1つでもされれば、難易度はもっと上がってただろうな。」

 僕たちは、そんな話をしながら戦闘室から出る。今回のチームでの戦いは、そんなに難しくなかったね。普通の敵の量もそんなに多くなかったし、ボスもただ殴ろうとしてきただけだったし。まぁ、次も今回みたいに簡単とは限らないから、次も油断せずに行こう。



 戦闘の授業が終わって、お昼休みななった。日向が作ってくれた美味しいお弁当を食べ終わって、何をしようか考えてると、カエデと小鳥遊さんが話しかけてくれた。

「優くん!さっきの戦闘の授業どうだった?!」

「敵が思ったより弱いと思ったかな。カエデたちは?」

「私も同じだよ!もっと強くしてほしかったな!」

「私はわからないかな。楓姉が強くて、ほとんど何もしなくても勝てちゃったし。」

「カエデ、1人でやっちゃったの?」

「そうだよ!敵が弱かったし!」

 カエデはそう得意げにいった。この前、ちゃんと警戒してっていったから、たぶん確認してからいけるって思ったんだろうけど・・・。

「カエデ、1人でやっちゃダメだよ。確かに1人で倒せるレベルだったけど、たぶん他の人と連携するための訓練なんだから。」

「中等部の時とやってることは同じだよ?!」

 カエデがそう言ったので、中等部の時のことを思い出すと、中等部の時はカエデとハヤテがいつも前に走っていって敵を倒してて、僕が後ろから攻撃とか2人の支援とかをしてた気がする。確かにあれだと初日に連携は難しいよね。

「カエデ、あれは何回も一緒に戦ったからできる連携だよ。」

「そうだったっけ?!優くん最初から連携できてなかった?!」

「そうだったけ?」

 1回目はかなり前だし、全然覚えてないんだけど。そんなふうに、どうだったっけって思い出そうとしてると、小鳥遊さんが口を開いた。

「優はすごいね。私は何回やっても楓姉の動きに合わせられる気がしないもん。」

「そうかな?」

 小鳥遊さんの話を聞いた時は、なんでかわからなかったけど、すぐに理由がわかった。

「カエデは《風装》で動きを速くしてるから、確かに合わせるのは難しいかもしれないけど、でも小鳥遊さんならできると思うよ?」

 《風装》は確かに動きは速くなるけど、普通に目で追えるレベルだからね。ちょっと難しいかもしれないけど、慣れればできると思う。まぁ、僕は《風装》を使ってるからそれがどれくらい難しいかはわからないけど。

「ねぇ、優。楓姉を支援するのにコツってあるの?あったら欲しいな。」

「良いよ!まず、カエデは近接戦をメインでしてるでしょ?その時って、基本的に目の前の敵に集中してて、周りはある程度しか把握できないことが多いんだよね。だから、遠くから魔法とか弓とかの攻撃は避けにくいと思うんだ。」

「そうだね!離れたところから攻撃されるのは苦手だよ!特に敵が周りにいっぱいいると、遠くからの攻撃に対応できないなんてこともあるしね!」

「だから、遠距離から攻撃してきそうな敵を先に倒してあげたりとか、攻撃を防いであげるとかしたほうが良いと思うよ。」

「そうなんだ。他には?」

「あとは、カエデが1度に戦う敵の数をできれば2体くらいにしてあげるっていうことかな。流石のカエデでも3方向から攻撃されるのは厳しいと思うからね。敵を倒したり、動きを遅くしたり、敵の攻撃を防いだりとかすると良いと思うよ。」

「わかった。あとは?」

「そのぐらいかな?カエデは何かある?」

「そのくらいだと思うよ!」

「アドバイスしてくれてありがとう。私、頑張ってみる。」

「頑張ってね。」

 アドバイスってあんまりしたことなかったけど、小鳥遊さんの役に立てたみたいで良かった。


月曜日に遅れてると思いながらやってたんですが、あと1行くらいで終わるって時に寝落ちました。

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