第19話 ボウリング
遅れてすみません
ご飯を食べ終わって、次にどこに行くかをみんなで話してた。
「優くんとシルリアちゃんはしたいことってある?!」
「そもそも、なにがあるの?」
カエデが初めて来た僕たちにしたいことを聞いてくれたんだけど、僕はボウリングがあることぐらいしか知らないんだよね。もちろんボウリングもやってみたいけど、他にもっとやりたいことができるかもしれないから、僕はカエデにそう聞いた。それにシルリアさんもちょっと困ってそうだったし。
「確かにそうだよね!じゃあ、実際に見て回ろっか!」
「どこが空いてるかわからないし、私もその意見に賛成!3人もそれで良い?」
僕たち3人はそれに頷いて、その後僕たちは席をたった。
僕たちはとりあえず1階から見て回ることにした。今が12時くらいだから、結構たくさんの人がフードコートの方に行ってて、人があんまり多くないみたい。
「これがボウリングだよ!ラウンド2の看板になってるやつだね!」
エレベーターから少し歩いたところにボウリングって聞いてイメージするレーンがたくさんある場所に着いた。ボウリングはやったことないから、やってみたいんだけど、さっき迷惑をかけちゃったから、ちょっと言いにくいなぁ。
「せっかくだから、1回やろうよ!他でできるところあんまりないし!」
「私もやりたい!」
「じゃあ、やろっか。優くんとシルリアちゃんも良い?」
そう思ってると、カエデと小鳥遊さんがそう言ってくれたおかげで、ボウリングをする流れになった。2人には感謝だね。
「僕もやってみたかったから大丈夫だよ。」
「大丈夫。」
そうして、僕たちはシューズとかを借りて、空いてるレーンの前の椅子に座る。
「ボウリングをするの初めてなんだけど、何か意識した方が良いことってあるの?」
席についてすぐに、僕はカエデそう聞いた。カエデはラウンド2に詳しいみたいだし、ボウリングも何回もしてると思って、ボウリングのコツとかを聞いたんだけど、カエデは困ってる顔で「えっとー」と行った後、何も言わなくなちゃった。そういえば、カエデって運動系のことは大体感覚でできちゃうから、それについて聞いてもわからないって言ってることが多かったっけ。そのことを思い出して、少し困ってると、小鳥遊さんが声をかけてくれた。
「楓姉が説明できてないみたいだから私が教えるね。」
「お願いします。」
僕が小鳥遊さんにお願いすると、小鳥遊さんは「力を抜くこと」だったり、「狙うときはピンじゃなくてレーンにある三角のやつを狙うこと」みたいなボウリングのコツをいろいろ説明してくれた。投げる時の姿勢とかはその説明だけじゃわからなかったけど、実際にカエデや小鳥遊さんが投げてるところを見せてもらえて、ある程度はわかった。ちなみに、カエデも小鳥遊さんも全部倒しててすごかった。
その後、僕の番が回ってきたから、レーンの前に行ってボールを構え、教えてもらった通りにボールを転がすと、ちょっとずつ右に逸れていって、真ん中の1つ右のピンのところを通ったんだけど、当たったピンのうちの何本かが左の方に行ったみたいで、最終的に全部のピンが倒れた。たまたまだと思うけど、1回で全部倒せたのはとっても嬉しいね。
「すごいよ、優くん!初めてなのにストライクを取るなんて!」
カエデがそう抱きつきながら褒めてくれた。褒めてくれるのは嬉しいけど、抱きつくほどすごいことじゃなくない?他のみんなみたいに普通に褒めてくれるだけでも、たまたま全部倒れただけなのに、って思うのに。
「いろいろ教えてくれた小鳥遊さんと、フォームを見せてくれたカエデのおかげだよ。」
「確かに、美月ちゃんの教え方はとっても上手だったよ!でも、見て聞いただけでそれができる優くんもすごいよ!」
その後、席に戻った時に小鳥遊さんにもお礼を言ったんだけど、小鳥遊さんも僕がすごい、って言って褒めてくれた。謙遜しなくても良いと思うけど。その後も、みんなでいろいろ話しながらボウリングを楽しんだ。
遅れてすみません。昨日投稿できそうだったんですが、途中で集中が切れて寝落ちしてしまいました。
あと多分、この話は次回で終わります。本当はもうちょっと早く終わらせるはずだったんですけどね。




